TOKIO松岡、テレ朝“家政婦”の歴史に新たな1ページ 『家政夫のミタゾノ』で主演

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TOKIO松岡昌宏が、家政婦=“家政夫”に扮する金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系列にて10月スタート、毎週金曜23:15~ ※一部地域で異なる)で主演。家事スキル&迷惑レベルが特A級のオトコ家政婦役で、派遣先の家庭を破壊し再生する、新たなダークヒーローに挑戦することがわかった。

テレビ朝日の大ヒットドラマシリーズとして知られる『家政婦は見た!』は、1983年から2008年には市原悦子が演じた“大沢家政婦紹介所の石崎秋子”というキャラクターがまずあり、2014年からは米倉涼子が演じる“協栄家政婦協会の沢口信子”もまた、さまざまな上流家庭の内情を“覗き”、注目を集めた。そしてこの秋、テレ朝の“家政婦の歴史”の新たな1ページとして、松岡演じるオトコ“家政夫”が活躍する。

この作品で松岡が演じるのは、家政婦紹介所に所属する家政夫・三田園薫(みたぞの・かおる)だ。女性が主に活躍する家政婦業界において、男性ながらに掃除・洗濯・料理・子守などの家事全般を完璧にこなしてしまう“一流家政夫”。そんな一流家政夫の三田園が掃除するのは、家の汚れだけではなく、派遣された家庭・家族に巣食う“根深い汚れ”をも綺麗に掃除していく。

一癖も二癖もありそうな役だが、松岡は「そういう人物を演じられるというのがこの仕事の面白さ・醍醐味なのかもしれませんね。“こんなヤツ、絶対いてほしくない!”という人物像を自分の中でイメージしながら演じられたらいいなと思います。昔から、日本人は“嫌われ者”が好きな傾向がある気がします。『いじわるばあさん』なんかもそのひとつですよね」とコメント。「さらにこのドラマの場合は、三田園が壊した家庭に必ず再生が訪れるんです。その再生の部分には三田園の意思は介在していなく、その行為によって崩壊した結果、再生してしまうという流れなのですが、それはまた新しいタッチですよね。今までいろんな役を演じさせていただき、いろんな作品を見てきましたが、三田園のようなキャラクターは新鮮です」と語っている。

毎回登場する派遣先の家庭は、世間的には“勝ち組”と呼ばれ、プライドが高く、傲慢で、身分の低い者は見下している、という鼻持ちならない人間ばかり。そんな家庭に隠された秘密を知ってしまった三田園は、とことんまでその秘密を暴くべくジワジワと罠を張り、誰にもバレずに歪んだ家庭の化けの皮を引っ剥がし、人間関係を崩壊させる“最後のひと押し”までも……。しかし、それが結果的に家族の再スタートを促すきっかけになり、その家が抱えていた問題を解決することに繋がっていく。

“秘密を暴く”ことについて松岡は「僕が秘密を暴いてみたいとすれば……、イチロー選手のタフな身体の仕組みか、うち(TOKIO)のリーダーの私生活ですかね」と笑顔を見せている。

難アリな性格の三田園だが、家事の技は文句ナシのプロ級。卓越した知識と家事の裏技で家主の信頼を勝ち取っていく。また、毎回劇中には三田園が紹介する“お役立ち家事のHOW TO”も登場。すぐに実践できる技ばかりで、第一話には「咄嗟の染み抜き方法」や「洗濯物が早く乾く干し方」などが登場する。

松岡自身も普段の生活の中でいろいろ工夫をしている模様。「うちは犬を飼っているので、スリッパの裏にから拭きのクリーナーシートを貼り付けながら歩いてこまめに毛を掃除したり、使い終わった歯ブラシをコンロの焦げ付きを取るのに使ったり、と工夫はするようにしています」とアピールしていた。

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