4年間で観客動員数165%… 横浜DeNAが驚異的な観客増を達成できた理由

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DeNAベイスターズ社長の池田純氏が、5月26日放送の『津田大介 日本にプラス』(CSテレ朝チャンネル2、毎週木曜23:10~)に出演。横浜スタジアムを買収した理由について言及することがわかった。

DeNAによる球団買収から5年目を迎える横浜DeNAベイスターズ。横浜スタジアムの年間来場者数は参入前の110万人から、去年は181万人にまで右肩上がりで増え、4年でなんと65%増となった。また、スタジアムがどれだけ客で埋まっているかを示す稼働率も90%で、全 12球団中4位と、驚異の成長ぶりを示している。しかし、チーム成績は、昨シーズン前半こそ首位で折り返したものの、4年連続Bクラスと低迷から脱し切れていない。そんな横浜DeNAベイスターズがなぜ、驚異的な観客増を実現できたのか? その立役者で、40歳の池田社長が急成長の秘密について言及する。

5年前、DeNAがベイスターズを買収し、池田氏が自ら希望して球団社長に就任した時、ベイスターズは観客動員の低迷と、約30億円の赤字に苦しんでいた。「すでにITの時代なのに、会社にパソコンがない。昭和の時代のままだった……」という池田社長はベイスターズの経営をどう立て直し、4年で65%増という驚異的な観客増を達成できたのか。

まず、観客席に、ビールサーバーも付いているスカイバーカウンター、小さな子どもからシニアまで3世代が一緒に野球を観戦できるリビングBOX シートなどを設置。球場外には、入場無料のビアガーデンやオシャレなカジュアルショップを開くなど、独自のサービスを次々拡大していったが、その狙いとは?

また、池田社長は、就任以来の4年間で、自ら欧米のスポーツスタジアムを80カ所も視察し、ベイスターズが目指す“楽しいボールパーク”の姿を思い描いてきた。その上で、今年1月、大きな改革を発表。球団と球場の一体経営化を図り、本拠地球場「横浜スタジアム」の運営会社のTOB株式公開買い付けを成立させた。日本ではまだ数少ない「球団と球場の経営の一体化」を実現させたことで、横浜DeNAベイスターズはどんな球団経営を行っていくのか。「球場を楽しめる“ボールパーク”にしたい」と語る池田社長が目指す、未来のスタジアムとチームのあり方とは?

番組では、さらなる改革へ挑む池田社長の熱い思いと共に、4年で急成長を遂げた横浜DeNAベイスターズに、野球ファンとしても知られる津田が迫る。

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