内藤剛志の「粘り強さ」に賀来千香子は…『捜査一課長』初回から”執念”光る

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“連ドラの鉄人”の異名を誇る内藤剛志が主演するドラマ『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系列、20:00~)が、4月14日に初回2時間SPでスタート。

本作は、2012年7月の第1弾を皮切りに、これまで5作放送され大好評を獲得してきた『土曜ワイド劇場』の人気シリーズを連続ドラマ化。物語の舞台は、警視庁の花形部署、捜査一課で、内藤は、約400名の精鋭刑事を統率する大岩純一捜査一課長を演じる。大岩捜査一課長は、都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮。重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。

賀来千香子、榊原郁恵らがゲストで出演する今回のSPは、都内で発生した凶悪事件すべての捜査本部の指揮を執る、警視庁・捜査一課長の大岩純一が、品川区勝島の海沿いで発生した殺人事件を担当する。

現場では、ストレッチャーに載せられた3人の遺体が発見され、庶務担当管理官・小山田大介(金田明夫)、現場資料班主任・平井真琴(斉藤由貴)らが現場検証する中、臨場した大岩は、遺体の載ったストレッチャー3台が整然と並ぶ異様な光景にがく然とする。殺されたのは、強盗事件を起こして手配中の男(内野智)と、高級ブティックを営む女社長(山口香緒里)。そして、池袋の不動産会社社長・川本綾子(大寶智子)だ。

検視の結果、3人の死亡推定時刻は共に午前1時頃で、3人とも一酸化炭素中毒だと思われたが、ブティック社長だけは窒息死させられていた。強盗犯に高級ブティック社長と不動産会社社長……、バラバラな3人の接点とは!?

綾子の名を聞いた大岩は、ある事件を思い出す。綾子の夫・浩平(奈良坂篤)は5年前、長野・軽井沢の不動産売買で大規模な詐欺を働いた挙句、撲殺死体となって発見されたのだ。詐欺被害者の犯行が怪しまれたものの、犯人はまだ検挙されていなかった。3人の接点が見当たらず捜査が難航する中、遺体を運んだワンボックスカーが浮上。その車は、大手金属メーカー勤務の田代和行(石橋保)がレンタカー店で借りたものだった。しかも、田代は事件翌日から無断欠勤し行方をくらましていた。

複雑な思いを抱きながら、田代の妻・万智子(賀来千香子)を訪ねた大岩。大岩は、過去に川本殺害の容疑者として万智子を取り調べていた! 5年ぶりに対面した大岩に、万智子は「本当に執念深い方ですね。どうしても私たちを人殺しにしたいんですね」と強く反発するが……!? どのように大岩は、謎を明かしていくのか、粘り強く光る捜査力に注目が集まる。

※14日に、初回2時間スペシャルで放送された『警視庁・捜査一課長』は、熊本の地震により中断。改めて、16日の14時30分から関東地区で放送が予定されていたが、こちらも地震の報道特番で中止となり、4月18日(月)14時04分から15時55分にて放送されることが決定。(関東地区)

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