竹野内豊が12日、六本木・テレビ朝日本社1Fのアトリウムにて行われた『グッドパートナー 無敵の弁護士』（テレビ朝日系列、4月21日スタート 毎週木曜21:00～）の制作発表記者会見に松雪泰子、賀来賢人ら主要キャストと出席。賀来から思わぬ“告白”を受け、照れ顔を浮かべる一幕があった。
弁護士事務所を舞台に描かれる本作。これまでドラマや映画での弁護士といえば、その多くが刑事事件を扱ったいわゆる“法廷モノ”や、詐欺や離婚などといった民事事件を扱うモノであったが、今作では企業法務を専門に扱う弁護士事務所を軸に描かれる。竹野内は、優秀なキャリアを持つ弁護士・咲坂健人役で、松雪は、同じ事務所のライバル弁護士であり、元妻でもある夏目佳恵役だ。そんな元夫婦でもある2人が仕事上では最強のパートナーになり得るのに、私生活でそうはなれなかったという“いびつでどこか笑えてしまう”要素も盛り込まれた“闘う”法務＆ホームドラマとなっている。
会見では、人気脚本家の福田靖氏が手掛ける今回の脚本について竹野内は「（法務ドラマという）難しい要素もありながら、福田さんならではの独特のユーモアもあって、全体が緻密に構成されています。読み応えがあり、演者が、それぞれの役をどのように演じていくかという創作意欲がかき立てられるような本だと思いました」と絶賛した。
竹野内と松雪は、映画『at Home』（2015年8月公開）でも夫婦役で共演しており、竹野内は「今回は、離婚はしていますけども、2回目の夫婦役。松雪さんは引き出しが沢山ある方なので、一緒にお芝居をしていて毎回勉強になります。楽しいです」とコメント。松雪も「咲坂は（竹野内）、人間としてはダメだったりすることころがありまして、思わず笑ってしまうところがありますが、楽しくやらせていただいています」と、お互い相性抜群の様子で語っていた。
そんな中、竹野内演じるパートナー弁護士・咲坂をサポートする、新人アソシエイト弁護士・熱海優作役で出演する賀来は、憧れの竹野内を前にすると“乙女”になってしまうらしく、そんな竹野内本人を目の前に「以前から竹野内さんのことは尊敬しています。日本で一番かっこいい男性だと思っていまして、クランクインの時から、一緒に芝居させていただいていますが、（竹野内さんの）お芝居も素敵ですし、佇まいも素敵ですし……夢のようです。幸せな現場です」とその“想い”を告白した。これに対し、竹野内は「とりあえず、言っておかなきゃっていう感じだよね」と照れ顔を浮かべながらも、「彼（賀来）とは、毎日一緒に撮影していますが、その場でインスピレーションが湧くんでしょうね。台本を読んだだけでは思わないようなことを結構投げてきますので、熱海くんの成長も楽しみですし、見どころの1つです」と答えていた。
その後、タイトルにちなみ記者から“グットパートナーの条件は？”という質問が飛び出すと、竹野内は「信頼しかない」、松雪は「お互いのスタンスを尊重できる程よい距離間」、賀来は「僕のことを褒めてくれる人」とそれぞれ挙げていた。会見には、このほか、山崎育三郎、馬場園梓、杉本哲太、大倉孝二、國村隼が出席していた。
