男子禁制の女の園… 松下由樹が知られざる「大奥」真実に心打たれる

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ドラマ『大奥』シリーズで春日局を演じた松下由樹が、2月29日に放送される『ぶっちゃけ寺&Qさま!! 豪華2本立て』(テレビ朝日系列、19:00~21:48)の“ぶっちゃけ寺”パートにゲスト出演。役作りのため熱心に勉強し、春日局への造詣が人一倍深い松下だが、今回番組で明かされる“大奥の真実”に心を打たれたようだ。

徳川幕府の三代将軍・家光の乳母である春日局が、家光の花嫁候補となる女性を全国から集めて住まわせ、ドラマや映画でもよく描かれる“男子禁制の女の園”としての形を確立させた「大奥」。番組では、お寺に残る大奥ゆかりの品々を糸口に、大奥の秘密と仏教との関係をひも解いていき、大奥に人生を捧げた女たちの篤き信仰心にも迫っていく。さらに、お寺に移築された「春日局の部屋」や、普段は公開されていない「春日局の直筆の手紙」、テレビ初公開となる「春日局が大奥で拝んでいた聖徳太子像」も紹介しながら、家光を溺愛した春日局の教育ママとしての顔、権力者としての顔、そして知られざる素顔にも肉迫する。

収録を終えた松下は「大奥とお寺の関係がすごく面白かったです! ドラマの中でも仏様に祈るシーンがたくさん出てきたのですが、大奥を極めた煌びやかな女性たちと、末端の女性たちの思いは一緒だったんだな、と実感しました」と神妙な面持ちでコメントしている。

また、大奥のシステムを確立した春日局と並び、現代でもその名を馳せているのが、家光の側室の一人で、五代将軍・綱吉の生母となった桂昌院。一説では八百屋さんの娘だったと言われる桂昌院が、大奥のトップにまでのし上がれた理由も解き明かすべく、『大奥』シリーズでお玉(のちの桂昌院)を演じた星野真里が「護国寺」(東京都)へ向かい、発掘されたお骨から復元された桂昌院の胸像や、普段は公開されていない桂昌院の念持仏の御前立「如意輪観世音菩薩像」と、“感動の対面”を果たす。

そして、『大奥』シリーズで女中・浦尾を演じた久保田磨希も出演。女性が大出世を果たせる可能性を秘めた“夢の場所”である一方、嫉妬が渦巻く“権力争いの場所”でもあった大奥の中で、必死に生き抜こうとした女性たちの知恵を探るべく、都内のお寺を巡る。その中で、久保田の心を揺さぶったのが「亮朝院」(東京都)にある“大奥女中が愛した伝説の仏像”で、久保田が思わず涙する一幕も……。

『Qさま!!』では、「ヤング学力王No.1決定戦SP」と銘打ち、現役東大・京大生が選んだ“20世紀のスゴイ偉人”ランキングBEST30から全問出題。20世紀を代表する偉人にまつわる問題で、35歳以下の精鋭たちが“階段”を舞台に激突する。 

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