森口瑤子と葵わかな、河原れん作『女優堕ち』でW主演 原作と一味違ったアプローチ

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女優の森口瑤子と葵わかなが、3月23日(水)と30日(水)に2週にわたって放送されるスペシャルドラマ『女優堕ち』(BS朝日、23:00~24:00)でW主演することがわかった。

原作は、ベストセラー「瞬」「聖なる怪物たち」では後に映像化されヒットした、河原れんの最新作「女優堕ち」。脚本・監督は、同単行本のプロモーションビデオ演出も手掛け、国内外で高い評価を得た映画「転校生」や「ゆるせない、逢いたい」の演出でも知られる期待の新鋭・金井純一が担当する。

本作の主人公は、清島ルイという芸名で女優をしている井元三津子という女性だ。物語では、女優を目指して家を飛び出した三津子が、一世を風靡するほどの大女優となり、過酷な芸能界を雑草魂で突き進む姿が描写される一方、心には、故郷に残したもう一人の女優・母輝子の存在があり、幾多の挫折を乗り越え、親子の絆を取り戻していく姿が描かれていく。

今回、1時間ドラマを2回に分けて放送する2部構成という枠組みの中、現在と過去がクロスして描かれるパラレルワールドを軸としたストーリーで展開し、ドラマ化するにあたり、原作とはまた一味違ったアプローチで表現されていく。この世代の違うルイという女性を演じるのが森口と葵で、時空を超えて、2人のルイが同時に登場してしまう奇想天外な展開も用意されている。また、演出も音楽を単なるBGMに留まらないよう効果的に使われており、突然踊りだすといった構成もあることから、映画化もされたドラマ「モテキ」や、日本でも大ヒットとなった韓国映画「サニー~永遠の仲間たち~」を彷彿とさせるミュージカルシーンや劇中音楽によって、五感で楽しめるものになるのではないだろうか。

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