ビートたけし、米倉涼子『ドクターX』で初の医者役 “路チュー”シーンにも言及

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米倉涼子主演の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系列)が、ビートたけしを迎え、初のスペシャルドラマとして今夏に復活。2日、都内スタジオにて囲み取材が行われ、米倉とたけしが意気込みを語った。

有名な天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描いた本シリーズは、2012年10月期の第1シリーズで同年の民放連続ドラマ1位となる平均視聴率19.1%をマークし、翌2013年10月期の第2シリーズでは平均視聴率23.0%を記録。また2014年10月期の第3シリーズでは平均視聴率22.9%、最終回では自己最高となる27.4%(すべて関東地区 ビデオリサーチ調べ)を叩き出し、全ドラマの年間トップに輝いた。生みの親である中園ミホが脚本を手がける今作では、石川県金沢市を舞台に、失敗知らずの未知子がたけし演じる“史上最強の黒幕”で、日本初の創薬の拠点「クロス医療センター」の院長・黒須貫太郎に追い詰められる姿が描かれる。さらに「私、失敗したので」という衝撃の発言も飛び出すという。

13年ぶりの共演となるたけしについて、米倉は「何年も前からたけしさんと共演したかったので嬉しい。悪役が多いので、もしかすると怖い方なのかなと思っていたのですが、とてもユーモアがあっておちゃめな方でした」と語ると、たけしは「悪役商会じゃなく、漫才師出身だからね」と面白おかしくコメント。そして米倉のことも「こんなに器用だとは思わなかった。テキパキしているので、役にはぴったりだね」と絶賛した。

また、自身が演じる役についてたけしは「有り難いことに臨床医ではなく病院長の役なので、言いたいことを言っているだけ。“お前がやってみろ”と言われたら困るけど“違うな”などと言っていれば良い。野球のまぬけな解説者みたいなものです」と毒舌まじりにコメント。演じた感想については「医療用語が多く、覚えたと思ったらその前後の言葉を忘れてしまうので大変でした」と振り返った。

また、見どころの一つとなる路チューシーンについて、たけしは「本当じゃなくドラマだから緊張はしなかったけど、俺はいつも昼にニンニクを食べているので、悪いことをしたなと思った」と反省してみせ、報道陣を笑わせた。

最後に、米倉は「たけしさんや岸部一徳さんが並ぶ光景を見て、今回のドラマはすごいなという気迫を感じました」と語ると、たけしは「あれは“この手術シーンが包茎手術だったら笑えるな”と話していたんだよ」と告白。さらに米倉は「路チューシーンもあるけど、医療の中身を描いている部分も見ていただきたい。真実に基づいたフィクションなので、日本にも名医がたくさんいるんだと思わされる」と見どころをPRしていた。

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