桐谷美玲が発表 2015年は「変」の年!?

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桐谷美玲が、2月5日にスタートする新ドラマ『スミカスミレ~ 45歳若返った女』(テレビ朝日系列、毎週金曜、23:15~ ※一部地域を除く)で主演。見た目20歳、中身65歳の女子大生という異色のヒロインで革新的な芝居に初挑戦する。

本作は『Cocohana』(集英社)で連載中の少女漫画『スミカスミレ』(高梨みつば・著)を初めて実写化し、ドラマ版では新キャラクターなど独自の要素も加えながら、ミステリアスな大人のラブストーリーを展開。桐谷が演じる主人公・如月すみれは、20歳の女子大生だが、その中身はなんと如月澄という“65歳の女性”だ。澄は、幼い頃から家業の手伝いに追われ、青春らしい青春を送れずに年を重ね、その後も祖母に始まり父、母の介護に生活のすべてを費やし、一度も彼氏を作れないまま、気が付けば65歳に。そんな“彼氏いない歴65年”の澄がたった一人の身内である母を亡くし、人生をやり直したいと願うところから物語はスタートする。65歳の如月澄役には、松坂慶子がキャスティングされ、二世代を代表する美しき女優が、“姿・年齢は違えども同時進行で人生を歩んでいく同一人物”を演じていく。

撮影自体は、2015年12月から開始しているが、クランクイン前に桐谷さんを直撃。作品のみどころや役柄、そして共演者について存分に語っていただきつつ、2015年を振り返り、漢字一文字で発表していただきました。

――“中身65歳の女子大生”役と初めて聞いた時、どんな印象を?

びっくりしました。もちろん、65歳になったことはないですし、周りに65歳ぐらいの方がいるかというとそういうわけでもないので、これは“すごく大変な役になるのでは……”と最初に思いました。

――役のイメージはどのように膨らませていくのでしょうか?

どんな65歳像にすればと正直迷っていましたが、先日、如月澄役の松坂慶子さんとお会いしまして、松坂さんの雰囲気が凄く大らかで素敵でしたので、“松坂さん”に近づくように意識したらいいのかなと思いました。また、松坂さんは、本当にいつも笑顔を絶やさない方で、そのお人柄と、澄さんの真っ直ぐさがどういうふうに融合されていくのかも楽しみです。

――松坂さんとは5年ぶりの共演。どんなお話をされましたか?

ポスター撮影の時に、5年ぶりぐらいにお会いしまして、あの頃の思い出話や、松坂さんが20歳の頃の体験話などを教えていただきました。

――松坂さんからどんなエピソードが?

当時は、大人っぽいイメージで見せていこうという時代だったようで、実年齢よりだいぶ大人びた感じで歌を歌われていたり、男性が思う“理想的な女性像”を演じていたのよ、とおっしゃっていました。

――具体的に参考にようと思っているところは?

今の若い人たちは、わりと早口な人が多い印象がありますので、松坂さんの口調はとても穏やかなテンポで話されているので、そういうところを参考にさせていただき“違い”を出せたらと思います。また、2人で同一人物を演じていきますので、澄さんでもすみれさんでも口癖は同じ。松坂さんが澄さんをどのように演じられるのかも見ながら、参考にさせていただければと思っています。

――桐谷さんご自身の普段の口調は?

自分では、そんなにおっとりしているタイプではないと思っているので、若者らしくない雰囲気やしゃべり方を、どう出していけばよいか、というところは一つのチャレンジですね。

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