草なぎ剛『科捜研』でNG8回「沢口さんのオーラが凄すぎて…」

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草なぎ剛が10日、六本木・テレビ朝日本社にて行われた、主演ドラマ『スペシャリスト』(テレビ朝日系列、1月14日スタート ※初回15分拡大 毎週木曜 21:00~)の制作発表記者会見に出席。14日に放送される『科捜研の女』(毎週木曜、20:00~)第8話でゲスト出演した草なぎは、沢口靖子との初共演で“NGを8回”出したことを明かし「かなり焦りました」と振り返った。

沢口が主演する木曜ミステリー『科捜研の女』は、法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心に、ひと癖もふた癖もある科捜研メンバーが専門技術を駆使して事件の真相解明に挑む姿が描かれた人気ミステリー。一方の『スペシャリスト』は、草なぎが冤罪で10年間服役した異色の経歴を持つ刑事・宅間善人を演じる人気シリーズで、今回のコラボは、テレビ朝日の木曜夜を彩る2つのドラマが、作品の枠を超えてエールを送り合うべくして実現。

『科捜研の女』に宅間が登場するのは、1月14日(木)放送の第8話で、科捜研に間違って届いた荷物の送り主が宅間というところで絡んでいく。撮影を振り返り、草なぎは「沢口さんは、僕がこの世界に入る前から見ていた方なので緊張しました。ほんの1シーンだったのですが、沢口さんのオーラが凄すぎて……。自分でも不思議なくらいNGを出してしまって、(トータルで)8回くらい。さすがに現場も変な雰囲気になり、かなり焦りました」と告白。「行きの新幹線で、もっと台本を読んでくれば良かった。これも一つの勉強だなと思いました。でも、いいシーンになりましたので嬉しかったです」と反省しつつ、語っていた。

会見には、草なぎに加え、南果歩、芦名星、和田正人、夏菜、平岡祐太、吹越満も出席しており、後半、豪華共演陣が見守る中、紋付袴姿で再登場した草なぎが“一字入魂”を披露。大きな紙と筆が用意され、力強く「涙」の一文字をしたためると「このドラマでも涙が多い。いろいろな涙があると思いますが、一年を通して“嬉しい涙”をたくさん流したいなという気持ちと、僕らドラマを作る人間というのは、ドラマを見ていただいた人に感動していただいて、“一粒の涙”を出してもらいたいという気持ちもあるので、“涙”という文字にしました」と、文字に込めた想いを語った。

また、この作品は、土曜ワイド劇場特別企画として2013年5月18日(土)に初めて放送されて好評を博し、以降も同企画で2014年3月8日(土)、2015年2月28日(土)、12月12日とこれまで4回のスペシャルが放送。連続ドラマとしてスタートする今回は、舞台を京都から東京に移し、夏菜と和田が新レギュラーに加わって展開していく。草なぎも「4回スペシャルもありまして、チームワークも整っています。また、新しいメンバーの夏菜ちゃんと和田っちが入ってきてくれまして、また新しい、いい風を吹かせてくれて、とてもいい撮影になっています。楽しんでいただける作品を作れていますので、ぜひ期待して下さい」とアピールしていた。

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