向井、榮倉&岸部に見守られ『遺産争族』撮了「終わってしまったんですね…」

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向井理が、資産家の大家族に婿入りした研修医・佐藤育生役で主演するドラマ『遺産争族』(テレビ朝日系列、 毎週木曜 21:00~)が、ついにクランクアップを迎えた。

この日の撮影は、楓(榮倉奈々)、恒三(岸部一徳)、陽子(余貴美子)、月子(室井滋)、凜子(板谷由夏)といった河村家の面々に加え、育生の母・佐藤華子(岸本加世子)、弁護士の金沢利子(真飛聖)ら主要キャストも勢揃いし、河村家の邸宅前で、賑やかな雰囲気の中でのクランクアップとなった。

同シーンには出番がなく、その数時間後にひとりでクランクアップを迎えることになる向井も早めに現場入りし、“家族”の撮影終了をお祝い。向井は、一人ひとりに花束を渡し、長期間に渡る撮影の労をねぎらった。

さらにその数時間後、同じ場所にてひとりでのクランクアップだった向井。陽が落ち、暗くなるのを待っての撮影となったが、“愛する夫”のため、そして“かわいい婿”のため、榮倉と岸部が現場に残り、向井の最後の撮影を見守った。ラストのカットは榮倉たちもモニターをじっと見つめる中で進行。松田秀知監督の「カット、オッケー!」の声がかかった瞬間、みんな安心したような笑顔を見せていた。

撮影を終えた向井には、榮倉から花束が渡され、“争族”の荒波を共に乗り越えてきた“新婚夫婦”からは安堵の表情が。そしてそんな若き夫婦を見守る舅・恒三役の岸部にも笑顔が見えた。無事に撮影が終了し、向井は「終わってしまったんですね……。なんだか終わった感じが全然ないです(笑)」と感想を。そして、これまでの撮影を振り返り、「みなさんの笑顔がとても印象的な現場でした。それがすべてを物語っているような気がして、嬉しかったです。熱意のあるスタッフと、変わっている人たちばかりだけど素晴らしい共演者のみなさんと一緒にできて幸せでした」と語っていた。この他、共演陣のコメントは以下の通り。

[榮倉奈々]お世話になりました。ありがとうございました。クランクインがつい先週かのように、すごくあっという間に感じる現場でした。みなさんに仲良くしてもらえて、とても楽しかったです。また会えたら嬉しいです!

[余貴美子]こんなに終わるのが寂しいと思うことがありましょうか! 本当にいい思い出ができました。みなさんと楽しく撮影できて良かったです!

[室井滋]みなさん、ありがとうございました! 月子も専門用語が難しくて……(笑)。特に吉沢(渡辺いっけい)さんとのシーンの用語が難しかったですが、とても楽しくできました! みなさん、お身体に気をつけて…。それでは、さようなら!

[板谷由夏]河村一族、本当に楽しかったです! それに尽きます!(笑) お世話になりました。ありがとうございました!

[真飛聖]3カ月間、本当にありがとうございました。弁護士役だったため、専門用語のセリフが難しく、自分にあまり余裕がなかったため、みなさんとお話ができなくて残念でした。でも同じ作品に出て、ひとつのものを作れて本当に幸せでした。ありがとうございました!

[岸本加世子]本当に楽しい現場で終わっちゃうのが寂しいです。もっともっと続けていたかったです。楽しくやらせていただいてありがとうございました!

[岸部一徳]本当に楽しかったです。作品に中身はこういうドラマでしたけど、作る過程は“ホームドラマ”だった気がします。このメンバーで撮影するのがとても楽しくて、“こんなに仕事が楽しいものなのか”とつい思うくらいでした(笑)。河村家がなくなってしまうのが寂しく、実生活よりも恒三がいいな、と思ってしまったり……。ありがとうございました。

[最終回(12月17日放送)あらすじ]仏壇のろうそくが原因で河村家が火事に。リビングに閉じ込められてしまった育生、楓ら河村家の面々。火の手もすぐそばに迫る中、恒三たちは家の外への脱出を試みる。育生も龍太郎(伊東四朗)を背負って部屋を出るが、龍太郎は「部屋にある金庫が気になる」と、止める育生を振り切って部屋に引き返してしまう……。

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