『遺産争族』岸部一徳、高級メロンを見つめる… “ドクターX!?”とネット上で話題

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向井理が、資産家の大家族に婿入りした研修医・佐藤育生役で主演するドラマ『遺産争族』(テレビ朝日系列、毎週木曜 21:00~)。12月3日に放送された第7話では、岸部一徳が演じる河村恒三が、果物屋で“高級メロンを見つめる”シーンが登場し、「完全に狙っている」とネットをざわつかせた。

高級メロンは、米倉涼子主演のドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系列、2012年~2014年にかけて3シーズン放送)のキーアイテムの一つ。この作品で米倉は、成功例がない超難関手術をこなすフリーランスのスーパー外科医・大門未知子を演じており、岸部は、未知子の師匠兼マネージャーで、神原名医紹介所・所長の神原晶役で登場していた。条件付で病院と契約していた未知子だが、時に契約外となる大手術が発生すると、それを見事に成功させる。その都度、マネージャーである晶がスキップを踏みながら病院に現れ、「請求書です。メロンです!」と法外な金額を要求。この“メロン”のくだりは、このドラマでの名物シーンにもなっていた。

そんな中、今回の『遺産争族』では、恒三が、入院中のカワムラメモリアル会長・河村龍太郎(伊東四朗)のお見舞いにとフルーツ店に立ち寄り、商品を物色。結局、購入したのは“みかん”だったが、なぜか“高級メロン”に熱い視線を送る場面があり、視聴者は早速「恒三さん……、わざとですか(笑) 」「あのドラマのパロディ?」と注目を集めた。また、伊東は、『ドクターX』に、未知子が派遣された病院の医院長・毒島隆之介役で出演。晶から“請求書とメロン”を受け取る側の人物だったことからも、「メロンと岸部一徳と伊東四朗は反則すぎwww」「一徳が四朗にメロンを……」「一徳さんのメロンネタ使ってきた! テレ朝わかってるなwww」といった声がネット上に飛び交った。

『遺産争族』には、岸部、伊東のほかに、室井滋、鈴木浩介と『ドクターX』に出演していたキャストが数多く出演していることが初回から話題となっていたが、そんな中での“メロン”の登場に、両ドラマのファンは、「ドクターXネタ、キターー!」と歓喜。いよいよ最終回に向けて、遺産の相続問題も佳境に入ってきた本作。この先、さらにどんな遊び心を効かせたシーンが登場するのか、期待が高まるところだ。

[第8話(12月10日放送)あらすじ]育生は、河村家全員の前で龍太郎の遺産を相続することを宣言し、「医者も辞め、カワムラメモリアルの経営に参加する」と、これまでとは180度違う態度に。それには、月子(室井)をはじめ、家族一同驚きを隠せない。楓も、育生の変化に戸惑いつつも「育生と一緒に、贅沢して暮らしていきたい」とすっかり豹変してしまう。「このままでは育生に河村家を乗っ取られる」と懸念した月子たちは、育生と楓を離婚させ、家から追いだそうと画策。そして何かと争いが絶えない河村三姉妹に、恒三は「我々が争っている場合ではない。手を携えなくては」と忠告する。恒三はさっそく育生をカワムラメモリアルに呼び、葬儀社の仕事についてレクチャーを開始。陽子(余貴美子)、月子らもさまざまな策を講じる……。

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