松岡修造が『福岡国際マラソン』初マラソン中継でオーダーしたことは?

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12月6日(日)12時より、テレビ朝日系で放送される『第69回福岡国際マラソン』で、テレビ朝日リオ五輪メインキャスターの松岡修造が、マラソン中継に初めて挑む。松岡は、スタート直前の平和台陸上競技場で見どころを解説の瀬古利彦と伝えるほか、レースが動くポイントとなる各地点で、42.195kmのドラマをリポートする。

今年の福岡国際マラソンは、来年のリオデジャネイロで開催されるオリンピック代表選考レース。国内選考対象レースは福岡に加えて、来年2月の東京、3月のびわ湖毎日の3レース。つまり福岡国際マラソンが代表選考レース第1弾となる。日本陸上競技連盟はリオ五輪へ「2時間6分60秒に到達した選手」という設定記録を発表したが、このタイムは日本歴代2位の記録に相当し、現役の日本人選手の中でこのタイムを破ることは難しい。まずは3つある選考レースで日本人選手3位以内になることが第一条件で、さらに日本人トップで設定記録により近いタイムを出すことが五輪選考で有力候補となる。

注目は最強の市民ランナー、川内優輝。「最後の五輪挑戦。文句なく選ばれたい」と福岡にすべてをかけている。さらに、現日本記録保持者・高岡寿成監督の指導を受けるカネボウの門田浩樹、箱根駅伝のスターだったトヨタ自動車の外丸和輝など、リオ五輪の主役候補たちが福岡に集結。4年に1度の五輪をかけ、日本人選手たちの熱い代表争いが繰り広げられる。

レースを前に、各選手と松岡からコメントが到着。

<川内優輝(埼玉県庁)>
今度の福岡国際マラソンではオリンピックを目指して、いや、オリンピックを確実に獲る為に全力で最後まで走り抜けますので、どうぞ応援をよろしくお願いします。 世界に有名な福岡国際マラソンが再び世界で有名になるように、日本から世界に発信しますので、どうかその走りを見て下さい!

<門田浩樹(カネボウ)>
最後仕掛けた時に勝負が分かれると思うので、川内君に勝つには粘って粘って粘り切るしかないです。監督の高岡さんがかなわなかったオリンピック出場をつかみ取って何とか、高岡監督教え子の五輪代表選手1号になりたいと思います。

<外丸和輝(トヨタ自動車)>
福岡では世界の強豪たちもいますから、この選考レースで五輪代表を勝ち取って、福岡で勝てれば、オリンピックでも戦っていける自信もつくと思います。終わった後に感動したとか、興奮したと言われるのが一番うれしいので、皆さんにそう思ってもらえるような走りを見せられれば良いなと思います。


<松岡修造>
今回、人生初めてのマラソン中継リポート。しかも選手の方々の人生のかかった、大事な大事なオリンピック選考レースに、始まる前からワクワクしています! 最初に話をいただいた時に僕がスタッフにまずお願いしたのは、「僕も42.195kmを走るような、選手たちと同じ状態になって熱い思いを伝えたい!」ということでした。

僕はこれまでテレビでマラソン中継を見たり、沿道で応援したことはありましたが、テレビ中継に参加するのは初めてになります。マラソンの技術的なことは僕にはわかりません。だからこそ選手の皆さんと一緒になって、42.195kmを走るように移動することで、選手と同じ気持ちになってその思いを伝えたい! 4年に1度、選手にとっては人生に1度かもしれない、オリンピックをかけた戦いの場にいることは非常に幸せに感じています。

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