タカトシ・タカ、M-1覇者のアンタッチャブルに「優勝を認めていません」!?

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今年10月にスタートしたバラエティー番組『聞きにくい事を聞く』(テレビ朝日系列)が、12月6日(日)の21時から初めて2時間のゴールデン特番を生放送で行う。さらに、特別企画の中で同日誕生する“M-1グランプリ覇者”の最速生出演も予定されている。

番組ではこれまで、タカアンドトシとサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)が、八木亜希子編集長のもと、世の中にあるさまざまな“聞きにくい事”を聞いてきたが、今回は、直前に『M-1グランプリ2015』(ABC・テレビ朝日系列、18:30~)が放送されていることから、そのまま『聞きにくい事を聞く』でも生放送を引き続き行い、誕生したばかりの“M-1覇者”に聞きにくい事を聞くというムチャぶり計画を実施する。その取材内容は、喜びの絶頂にいる覇者が、ついさっきまで頂上を懸けて共に戦っていた敗者に対し、「敗れた今の心境は?」とマイクを向けるという、まさに究極の聞きにくい事。敗者から飛び出した答えに、勝者はどう対応するのか、フリートークの実力も試される。

また、2007年にM-1を制したレギュラーのサンドウィッチマンに加え、2008年M-1王者となったNON STYLEも特別出演し、M-1覇者3組の揃い踏みも実現。さらに、劇団ひとり、吉村崇(平成ノブシコブシ)も初レポートに挑戦し、タカトシとサンドウィッチマンを苦しめる難取材に果敢に挑む。今回の特別企画について、タカアンドトシの二人からコメントが到着。

――M-1グランプリ2004で第4位のタカアンドトシ、優勝者のアンタッチャブルから「敗れた今の心境は?」と聞かれたら?

タカ:僕は、アンタッチャブルさんの優勝を認めていません(笑)。実際にその2カ月後、お客さんが優勝者を決める別の大会で、きっちりアンタッチャブルさんに勝っていますから。なんて“書きにくい事”を言いましたけど(笑)

トシ:これは、タカが勝手に言っているんですからね(笑)。正直なところ、あの年はアンタッチャブルさんが圧勝。僕たちは決勝に残るのが目標だったので、それが決まったときに一番興奮していて、決勝自体はお祭り気分でした。

タカ:(僕らの出番は)2番手だったんですけど、トップバッターの千鳥がズルすべりして散らかしちゃって、それを片付けてから僕らは漫才しなきゃいけないっていうハンデがあった(笑)。M-1に人生をかけていましたから、いろいろよく覚えています。

――今年の優勝者が最速で生出演!

タカ:蹴飛ばしてやります!

トシ:なんでだよ!

タカ:悔しいから(笑)。我々、優勝していませんからね。

――今、自分が最も聞かれたくないことは?

タカ:基本、失礼なことですよね。だから……「そのネタで残っていけると思うんですか?」とか(笑)。やっぱり仕事のことですかね。お笑い界は縦社会なので「おもしろいと思わない先輩はだれですか?」も嫌ですね。

トシ:ダイノジの大地さんって言えますけど。

タカ:先輩って思っていないだろ(笑)

――改めて生放送への意気込みは?

タカ:初ゴールデンに初生放送というだけでなく、全国放送でM-1の直後で注目もされていますから、その中でOAされないという屈辱だけは避けたいです。

トシ:M-1からの流れでものすごい数の視聴者のみなさんが観てくれるでしょうから、そこでおもしろくないというレッテルを貼られないよう頑張ります。

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