あの“シミ”からそこまでわかるの!? 科捜研の妙技に注目

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食事中、ソースがピシャ。大切な洋服にシミが着いてしまったら、どのように対処していますか? こすってしまったり、汚れを浮かせようとお湯をかけてみたり、素人判断でどうにかしようとやってしまいがちですが、実は、すべてNG。生地を傷つけ、逆にシミを悪化させてしまうことも……。専門家によると、“シミ抜き”は生地や汚れによっても方法は様々で、慌てずプロに任せるのが一番。

沢口靖子が主演するドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜 20:00~)でも、シミ抜きに関するエピソードが登場する。このドラマは、沢口演じる京都府警科学捜査研究所法医研究員の榊マリコが、"科学"を武器に凶悪化・ハイテク化が進む犯罪に立ち向かう、木曜ミステリー屈指の人気シリーズ。11月26日(木)に放送される第6話では、着物の染色補正やシミ抜きを行う工房を舞台に、着物に隠されたある「秘密」から殺人事件の謎を紐解く。

[第6話あらすじ]京都市内の瀟洒な洋館でジュエリー会社社長(四方堂亘)の他殺体が発見。現場には赤ワインが飛散し、絨毯やベッドの上には艶やかな三着の着物が広げられていた。その柄はそれぞれ、桜、あじさい、菊。やがてこれらが人間国宝の四連作着物「春夏秋冬」のうちの三着だということが判明する。桜は「春」、あじさいは「夏」、菊は「秋」だとすると、「冬」の花をあしらった着物はどこに消えたのか。マリコと土門(内藤剛志)はこの連作着物の持ち主である桐野朝子(野村真美)を訪ねる。朝子は、四連作のうち「春」「夏」「秋」の三着は殺人事件の前に盗まれたと話すが、「冬」の着物は牡丹の柄で、娘の若菜(はねゆり)が花嫁衣装として着るために現在直しに出しているのだという。直しに出した先は、着物の染色補正やシミ抜きを行う工房。マリコたちは、その主である職人・串本(国広富之)から、朝子が預けた「冬」の牡丹の着物を見せてもらうと紫色の着物だったが、ほどなくしてこの着物はもともと水色だったことが判明。つまり、着物は、染め直されていたことが判明する。

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