羽生結弦、選手がいないリンクで見せた知られざる“神対応”

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ゴン中山こと中山雅史とザキヤマこと山崎弘也のコンビが司会を務める『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(テレビ朝日系列)が、来月10日発売の隔月刊誌「クイックジャパン」が選ぶ2015年「テレビオブザイヤー」で企画賞を受賞。

この番組は、スポーツシーンのメインではない、別のある一部分だけをクローズアップ。また、読唇術でプレー中や試合前後の選手たちの声を拾い、今まで知らなかったような発見と感動を紹介し、新しい形のスポーツエンターテイメントショーとして人気を集め、今回の受賞に繋がった。

「クイックジャパン」は、テレビ・芸能・音楽・社会・文学・漫画・ストリートなど“切実で熱意のあるカルチャー全般を紹介する総合誌”をテーマとする雑誌で、1994年に創刊。同誌が選ぶ「テレビオブザイヤー」は今年で10回目を数える。今回は伊藤正宏、内村宏幸、鮫肌文殊、そーたに、高須光聖、田中直人などの放送作家11名が、1年を通じて一番面白かったバラエティー番組から選出された。

同番組が受賞した「企画賞」は、「特別番組、もしくはレギュラー番組の特定の放送回について『企画』を評価したい番組」に贈られるもの。受賞理由は「読唇術の発明」、「本来(放送では)使用しないシーンが企画として成立すること」、「テレビ朝日のスポーツ局のレベルの高さ」などが評価された。

11月22日(日)に第8弾として放送される2時間SP(20:58~23:10)では、米倉涼子、サッカー女子日本代表の川澄奈穂美らがゲスト。今回、”キリトル”場面だが、まずは2013年12月、フィギュアスケートのソチ五輪日本代表選手が発表された舞台で”あるハプニング”が起きていた……。そこでの、浅田真央のひと言を読唇術で解読すると、羽生結弦らとの微笑ましい一幕が明らかに。さらに、羽生が大会終了後、選手のいなくなったリンクで見せた知られざる“神対応”も紹介される。

その他、テレビでは見ることのできない松岡修造の喜怒哀楽、世界野球プレミア12での活躍目覚ましい中田翔の知られざる姿、日本中が興奮したラグビーワールドカップ「日本×南アフリカ」戦で大金星勝利の陰にあった日本代表選手たちの“声”、今年8月に引退した柔道・野村忠宏の最後の試合での言葉など、ある一部分に注目して“キリトル”と知られざる感動が浮かび上がる。

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