南海キャンディーズ山里、相方しずちゃんに名前を忘れられる…

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南海キャンディーズの山里亮太が、2016年1月23日(土)に公開される『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』(劇場版8作目)に、最強の敵・闇博士マーブロ役としてゲスト出演。監督・プロデューサーも絶賛する演技を見せ、意外な才能を発揮した。

「ニンニンジャー」と「トッキュウジャー」。この2大スーパー戦隊が夢の競演を果たす「VS」シリーズ最新作で山里が演じるのは、忍者が好き過ぎて、伝説の忍者の闇クローンを産み出し、闇忍者ランドの支配人をもつとめるマッドサイエンティスト・闇博士マーブロ。マーブロは、頭脳明晰でありながら、忍者のこと以外に興味がない子どもっぽい性格の持ち主で、山里が、そのイメージを体現してくれるのではないかと、監督・プロデューサー満場一致でキャスティングされた。

山崎が現場に入ってセリフを言うと、まさにイメージ通りで、言い方もニュアンスもすべて、直すところも無く、撮影はスムーズに進み、2日間でと考えられていた分量が、何と1日で終わってしまうほどの仕事ぶり。朝の情報番組『スッキリ』(日テレ系)で“天の声”としても見事なやり取りを見せているが、実はマッドサイエンティストが天職だったのではと思わせるほどのハマりっぷりを見せていたという。

今回の抜てきに、山里は「僕でいいのかなっていうのが素直な気持ちですね。闇博士マーブロは忍者が大好きすぎて、悪い忍者にしちゃうマッドサイエンティストなんですけど、役作りも何もなく、普通に確認でセリフを読んだらそれだけで監督に“それです!”って言われて(笑)。僕が38年間歩んだ人生を表現してみたら、それがマッドサイエンティストだったということですね。初めて嫌われていることが報われました(笑)」とコメント。また、今回の役に関しては「衣裳や怪人の姿はヒーローになれるんじゃないかってくらい、めちゃくちゃカッコよくて嬉しかったです。子供のころは超合金が欲しくて、千葉そごうで1時間ダダをこねるくらい、『太陽戦隊サンバルカン』(1981年~82年)が大好きだったので、子どもたちに夢と希望を与えるヒーローものに僕がどういう風に出られるのかワクワクしてます」と。

素の自分が怪人にぴったりと言われることに若干の戸惑いはあったものの、幼少時から憧れていたスーパー戦隊シリーズへの出演を喜んだ山里。10月にボクシングを引退し、芸人復帰を果たした相方しずちゃんにも、喜び勇んで報告したところ、まさかの途中でいなくなるという悲劇が……。「僕に興味ないのは知っていたんですけど、それまでとは……。この前、漫才をやった時に僕の名前を忘れていたので、まずは覚えてもらうところからですね!」と、その時の様子を振り返りつつも「今回、私マーブロがニンニンジャー、トッキュウジャーをとんでもない方法で追い詰めています! 歴史に名前を残すほど恐ろしい怪人を演じてますんで、ぜひ皆さん映画館で楽しんでくださいませ!」とアピールした。

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