羽鳥慎一「早起きを13年」自身の“神記録”に複雑な心境「おかげで友達が減っています…」

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羽鳥慎一がMCを務める特番『誰にも表彰されない ギョーカイ神記録』(テレビ朝日系列)が、本日(10月16日)23時15分から放送されるが、この収録後、羽鳥自身の“神記録”について聞かれ、複雑な心境を語った。

この番組は、ある業界で神のように超リスペクトされている“神記録”を持っている人物に取材し、その記録から知られざる業界を紹介するといった“記録収集バラエティー”。ゲストに佐藤栞里、博多華丸・大吉、そして芥川賞作家の羽田圭介を迎え、彼らがVTRを見ながら、どんな“神記録”を持った人かを当てつつ、知られざる業界とその驚くべき“神記録”を紐解いていく。VTRのナレーションを担当するのは、落合博満・信子夫妻の長男で、最近声優デビューしたばかりの落合福嗣。彼のみごとなナレーションもみどころの一つにもなっている。

今回、番組で紹介されるのは、音楽業界の神記録保持者。派手なファッションを着こなす美人だが、テレビやライブなどであまり見かけたことはない。そんなアーティストなのに「表に出ない仕事が好き」と言い切る女性。また、同じ音楽業界からクラシックの世界で神記録を持つ女性が紹介される。音楽家なのに声も楽器も使わず、ピアノの前で練習をする、というこの女性で、クラシック音楽の神記録を保持しているという。そして、教育業界からの“神記録”を持っている女性も登場。彼女は、全国の学校を回って授業をしているらしいが、どんな授業をしているのか? そして彼らの“神記録”とは?

この他、大手靴メーカーのある社員の神記録や、同じく商品開発の業界からガムの商品開発で神記録を持っている男性が紹介される。そのメーカーでは「おいしすぎて飲み込んでしまうため商品化を断念した」というガムも特別に披露。スタジオにはそのガム、餃子味、焼肉味、わさび味、から揚げ味の4種類も登場する。

今回の収録を振り返り、数々の神記録を見た羽鳥は「面白かったですね。知らない業界の知らない職業の人がたくさんいて、その中でもレジェンド、神的な記録を作っている人がこんなにいるんだ、と勉強になりました。そんな人たちに共通しているのが、お金のためにやっているのではないということ。利益を考えずに生きている人が神記録を作れる、だから続けられるんだ、と僕も反省しました」とコメント。

また、神記録を持つ方々からの教訓として「ひたむきにやるって大事なんだ、と思いました。人の評価なんて気にしていてはいけないんだ、と。そうして知らず知らずのうちにみんなが驚くような神記録を無意識のうちに達成している。そういう人に私はなりたいです」と、彼らを通じ羽鳥自身の“学び”にも繋がった様子だ。

そんな中、羽鳥自身の“神記録”について聞かれると、「早起きを13年ぐらいやっている、ということでしょうか。13年ぐらい夜9時ぐらいに寝ています。最初の1カ月ぐらいはさすがに寝られなかったですが、今は寝られるようになりました。たぶん小学生よりも長く9時過ぎたら寝なきゃ、という生活を送っていると思います。おかげで友達がどんどん減っていますが……」と笑顔を見せながら語った。

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