いきものがかり、『遺産争族』主題歌を書き下ろし「一歩踏み込んだ曲に!」

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向井理と榮倉奈々が出演する新ドラマ『遺産争族』(テレビ朝日系列、10月22日スタート 毎週木曜21:00~)の主題歌が、いきものがかりがこのドラマのために書き下ろした『ラブとピース!』に決定。そしてこのたび、いきものがかりがこのドラマの撮影現場を訪問し、主演の向井と向井の妻役である榮倉を激励した。

この作品は、稀代のストーリーメーカー・井上由美子が脚本を手掛け、遺産相続問題が勃発する家に婿入りした若き研修医(向井)が、その家族たちが繰り広げる相続争い=“遺産争族”に巻き込まれていく姿を、シニカルに、そしてコミカルに描いていく物語。その主題歌を、この度、いきものがかりが書き下ろした『ラブとピース!』に決定。この曲は、いきものがかりの新機軸ともいうべき、ソウルミュージックのエッセンスを盛り込みながら、歌謡テイストも満載で、『遺産争族』というドラマタイトルのイメージとは真反対のアッパーチューンなラブソングになっている。

その主題歌を歌ういきものがかりが今回、撮影現場も訪問。彼らと向井は、5年ぶりの再会で「お久しぶりです」とニッコリ。そして、『ラブとピース!』の作詞・作曲を担当したリーダーの水野良樹は「曲を作る前に2話までの台本をいただきました。それを読んで、なんとなく家族のみなさんがぶつかり合っているイメージを抱いたんです。そんな中で育生と楓(向井と榮倉)のふたりだけは純粋に恋愛をしている、そんな雰囲気が伝わるといいなと思って作りました」と曲への思い入れを明かすと、ボーカルの吉岡聖恵は、「人間のディープな裏側の部分と綺麗な部分を映した二面性のある曲。曲の中で“仲良くしろよ!”と怒っているような部分もあり、感情が昂ぶるような、わたしたちとしても、これまでより一歩踏み込んだ曲になった気がします」と、ボーカリストとしても、新境地に踏み出した手応えを語った。

そんないきものがかりの思いを聞いた向井は、「すごくまっすぐな歌詞が印象的でした。歌詞の内容も僕と榮倉さんが演じる育生と楓に寄り添ってくださっているな、と思いました。楽な人生なんてないと思いますが、この曲を聴くと少し人生が楽しくなるような……、そんな後押しをしてくれるような気がしました」と歌詞にも力をもらったと話し、榮倉も「『遺産争族』というドラマのタイトルだけ見ると、すごく堅そうなドラマだと思いそうですが、それを打ち消してくれるような明るくて、リズミカルな曲だったので聴いた時はすごく嬉しく感じました!」と曲を聴いたときの第一印象を語った。

そして吉岡は、「なかなかドラマの撮影現場にお邪魔する機会はないのですが、こうして向井さん、榮倉さんにお会いして“これからどうストーリーが展開していくんだろう”と楽しみになりました。曲で少しでもドラマをサポートできたらと思います! これから撮影も続き、大変だと思いますが頑張ってください!」と激励。その言葉に対し向井も、「僕らも頑張って、たくさんの方々にドラマを見ていただいて、少しでも売り上げに貢献を…(笑)」とジョークを飛ばしつつ、感謝の気持ちを表した。

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