半田健人、東映特撮アプリに「サービスの進化は次元が違うところに」

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仮面ライダー555/乾巧(いぬい たくみ)を演じた半田健人が1日、六本木・テレビ朝日で行われたスマートフォン向けアプリ『東映特撮ファンクラブ』の発表記者会見に出席。月額960円(税込)を支払い会員登録すると、仮面ライダーやスーパー戦隊など、過去の東映特撮作品が見放題となるサービスで、会見では、半田が演じた仮面ライダー555にちなみ、555番の会員証が授与され「名誉なこと」と喜びを語っていた。

このアプリは、東映株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社バンダイナムコライツマーケティングの3社によって、10月1日より配信スタート(Google Playでは既に配信中 ※App Storeは準備が整い次第開始)。初配信となる10月は『仮面ライダー鎧武/ガイム』(テレビ朝日系列、2013年10月6日~2014年9月28日)や『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系列、2014年2月16日~2015年2月15日)をはじめ、『宇宙刑事ギャバン』(テレビ朝日系列、1982年3月5日~1983年2月25日)、『美少女仮面ポワトリン』(フジテレビ系列、1990年1月7日~同年12月30日)など、テレビタイトル計100タイトル全4,739話が見放題となる。

さらに、今月から放送される『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系列、10月4日スタート、毎週日曜あさ8:00)や現在放送中の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(テレビ朝日系列、毎週日曜あさ7:30)は、放送終了後に毎話を配信し、最終話まで積み上げて配信を続けて行くという。また、放送が終了したばかりの『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系列、2014年10月5日~2015年9月27日)も全話配信される。

半田が演じた仮面ライダー555は、変身ツールが携帯電話(ファイズフォン)であったこともあり、会見では555番という会員証が授与され、「この数字をいただけるのは大変光栄です」と喜びを語っていた。また、この特撮動画見放題のアプリサービス自体に関しては、「モノクロ時代に撮影された作品から最新作まで見ることができるのは凄いこと。僕みたいな昭和好きにはたまらない。(一覧になっている)作品のタイトルを見ていても蘇ってくるものもある」と述べていた。また、特に半田が出演した仮面ライダー555の第1話に関しては、「僕にとっても俳優人生初の連続ドラマ作品。ライダーは約1年間(放送が)ありますので、期待もありましたが、慣れていませんでしたので不安もありましたね」と当時の心境を振り返った。

動画以外のサービスに関して半田は「SNS機能も備わっていて、“みんな”という項目から入ると、シーンを一覧で見ることができます。例えば“自分はこのシーンが好き”と投稿をすると、それを30秒間見ることができ、それについてSNS上でファン同士で語り合うことができる」と説明。この他、10月12日(月・祝)の18時から中野サンプラザホールにて開催される『仮面ライダードライブ ファイナルステージ&番組キャストトークショー』より第二部『番組キャストトーク&ライブ』の模様もこのアプリ内で視聴可能となったり、東映特撮ヒーローイベントに関しても、会員(有料)は先行予約に申し込むことができるという。

この他、コラムをはじめ、独自コンテンツも続々と登場する予定らしく、半田も「技術の進化、サービスの進化は次元が違うところに来ている。当時、10年先にこういった端末(スマートフォン)で、東映作品が見放題で見られるようになるとは考えてもいなかった」と語り、「このアプリを登録しておけば、作品も見られるし、ファン同士も交流出来ますし、イベント情報も知ることができる、まさにオールインワン」と絶賛。さらに半田はこのアプリに「今、俳優を目指すような若者が、過去の作品に触れてセンスを磨いていけるようなツールになれば」と期待も寄せていた。

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