マツコ、超貴重なスーパーカーに“ムギュっ”と乗車

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マツコ・デラックスが、10月1日に3時間特集で放送される『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系列、19:00~21:48)で、日本が世界に誇る自動車工場に潜入することがわかった。また、世界で限定500台しか生産されていない超貴重なスーパーカーにも乗車する。

マツコが夜の街に出没し、あてもなく気の向くままにその地を徘徊するこの番組。今回の3時間特集では、ディズニーシーに初めて行き、ミッキーマウスと初対面する他、自動車工場にも訪れる。

マツコは以前、深夜のレギュラー放送で千葉県にある製鉄所を訪れ、迫力のある溶鉱炉を見学し、大興奮。自動車の運転が大好きで、次は是非自動車工場を見てみたいと熱望し、このたび実現した。訪れたのは、愛知県豊田市にある元町工場。以前から親交のあった同社の豊田章男取締役社長によるエスコートのもと、自動車製造の迫力の工程や水素燃料のエコカー・MIRAIの試乗、歴史を辿る記念館などを体験する。

また、豊田社長が運転する超貴重なスーパーカーにも乗車。この車は、世界で限定500台しか生産されておらず、さらにボディカラーは“マットブラック”という希少価値のあるレアもの。オークション等では、なんと1億円以上もの値がついているという。社長みずからが運転するスーパーカーにマツコは“ムギュっと詰め込まれ”、工場へと移動。しかし、スポーツカーらしく車高が低いつくりだったため、実はシートベルトをするのもやっとの思い。颯爽と工場に到着するも、下車するのに難儀し「この車、いいわよー。ただちょっと出づらいわね(笑)」と、出入りの苦労を語った。

しかし、めったに乗ることはないスーパーカー。さらに豊田社長の運転で乗車したことには「社長のエスコートでパーティーに行くような感覚。なかなかこんな2ショット、ないわよ(笑)!」とそのレア感に大満足。一般道を30分ほど走るふたりきりの秘密のドライブとなった。

この他、元町工場では、水素を燃料とした最新鋭エコカーの製造ラインを見学。通常、元町工場では一日に800台の車を生産するのに対し、この水素エコカーは別ラインで一日にたった3台しか作られないそう。マツコは手作業で作られている部品の製造も体験。なんと、今年7月には天皇皇后両陛下もこの車の製造ラインを見学されたという、貴重な工程をマツコも見学。さらにマツコは、豊田社長が運転する水素エコカーにも試乗し、工場内の走行コースを時速150km近いスピードで走ると、「エンジン音がしないのに、このスピード感はすごいね!」と近未来の体感を興奮気味に話した。

工場内では、スタッフたちが作業用、移動用に使用しているスクーターにも興味を持ったマツコ。ステッカーを貼ったり、車のエンブレムを取り付けたり、装飾を施したり、と遊び心が満載のスクーターを見て、同社工場の自由な社風に感心し、乗せてもらうと「意外と速いわね」と、ここではいつになくはしゃぐマツコの姿を見ることができるという。

また、豊田社長とともに社員食堂にも訪問し、そこで出会った従業員とも交流。正社員になるために日々頑張っているという24歳の男性には「せっかくここに社長がいるんだから、自分をアピールしなさい!」と、豊田社長の前で自己紹介をさせるおせっかいも。豊田社長も、若手社員との交流を楽しんだようだ。マツコは、彼らが工場でどんな作業に従事しているのか、その仕事ぶりも見に行くに。工場内ではもちろん作業着&ヘルメット・キャップを着用。特注の巨大作業着に身を包み、キャップをかぶったマツコは「熟練のキャディーさんに見えるでしょ?(笑)」と、自身の格好に笑みを浮かべた。

その後は、豊田社長の招待で訪れた同社の歴史を紹介する記念館を訪れ、創業当時の苦労や理念を熱く語る社長の言葉に感銘を受けたり、自動車開発のルーツとなった約90年前の機織り機(はたおりき)に驚いたり、と今回もマツコはさまざまな貴重な体験すると、「あれだけの大企業でありながら革新を続けていけるというところ、社長の義務であり、プライドでもあるんだな、って感じてすごく感動したわ」と語っていた。

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