the band apart、ツアー30本の集大成“ファイナル”の模様をCSが独占放送

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「EXシアター六本木」で行われたLIVEを独占放送するCS放送テレ朝チャンネル1の番組『EXシアターTVLive』(毎週日曜22:00~ ※隔週新作)で、the band apart(ザ バンドアパート)が6月に行った「the band apart 7th album"謎のオープンワールド"release live SMOOTH LIKE BUTTER TOUR」のツアーファイナルの模様が、9月20日(日)に独占放送されることがわかった。

荒井岳史(Vo.G)、川崎亘一(G)、木暮栄一(Dr)、原昌和(B)の4人で1998年に結成されたthe band apart。ロックに限らず、多くのジャンルの音楽を独自に消化、吸収したサウンドが持ち味で、デビュー当時から英語詞での楽曲制作を行ってきたが、2012年発売の作品以降は日本語詞での楽曲制作をメインでなっている。

そんな彼らのライブ、登場シーンもかなりこだわりを見せており、今回のLIVEでは、アルバム「謎のオープンワールド」1曲目に収録の「(Opnening)」とともに、ステージ上のスクリーンにはメンバー4人をモチーフにした二頭身のキャラクターが現れ、懐かしのロールプレイングゲームの世界を歩く姿に、歓声と笑い声で会場が一気に沸き立った。映像終了と入れ替えにステージに本物の4人が登場すると、「笑うDJ」から 「higher」「 photograph」「free fall」と大人気ナンバーを一気にたたみかけて会場を沸かせた。

このLIVEは、3月から始まったレコ発ツアー30本目で、この日は(6月26日)は、ツアーファイナル。多くの観客を前に、荒井(Vo.G)は「レコ発としてツアーやってきて今日(6月26日)がツアーファイナルです! 1月末にアルバムを出して、お前らいつまでレコ発やってんだよって!? 今日は楽しい気持ちで30本目を迎えられました。みんなのおかげです。ありがとうございます!」と感謝の気持ちを述べ、原(B)からも「長らくお付き合いください」と挨拶があり、「廃棄CITY」「the noise」「the sun」と新旧の曲を演奏し、会場をさらに盛り上げた。

演奏の合間にメンバーが各々ツアー中の想い出を語る場面も。木暮(Dr)は「対バンしてくれた年上の友達(バンド)の、<変化を恐れない>姿勢とか、普段は意識してないんだけど、影響受けてるんだなぁって思いました。こんなに長くやっていて俺らどんどん変わってるかもしれないけど、まーちゃん(原(B) )がこの曲を作った時に、“これはなかなか俺らのことを表した歌詞なんじゃないかな”と思った曲を次演りますんで聞いてみてください」とMCから「禁断の宮殿」の演奏へ。

続いて、荒井(Vo.G)からも「栄一(木暮(Dr) )が言った<変化を恐れない>という話に通ずるんだけど」と、英語詞から日本語詞の楽曲制作になってからのことが語られる。「俺達は変わりながらもがきながら、ひとつの変化の中でそれなりにもまれてきて。レコ発をやって、昔の曲にうわっと盛り上がってくれるのも嬉しいし、今みたいに日本語の新しく作った曲をみんなが単純に楽しんでくれてる姿も嬉しいし、この仲間と出会って20年ぐらいやってるからこの景色が見られるわけだし、今だから歌える歌があるかもしれないし、俺はこのままずっと、今の仲間とこのみんなの顔を見にライブを演りたいと思っています! みんなのおかげです!」と感謝の気持ちを述べ、「最終列車」の演奏とともに、いよいよライブもクライマックスへと向かい、「今日は本当にありがとうございました。the band apartでした。言葉が出ねぇや」と、荒井(Vo.G)のまっすぐなMCと「消える前に」の演奏で本編の幕が閉じた。

その後、もっともっと楽しみたいと興奮を抑えられない会場に応えるように、メンバーが少し照れくさそうに再びステージに登場し、アンコール曲の「August Green」の演奏が始まると、この日最大といっても過言ではない大歓声が湧き上がり、「k.and his bike」を続けて演奏し、恒例となっている原(B)の一本締めで終了。フロアの明かりが落ちると、ステージ上のスクリーンにエンドロールが流れ出した。ツアー終演後にステージから撮られた、各会場の笑顔満載な写真が映し出され、“Thank you for coming.” のメッセージと共にツアー30本、全ての幕を下ろした。

【LIVE直後のメンバーコメント】
以下(略で表記)
荒井岳史(Vo.G)→荒井
川崎亘一(G)→川崎
木暮栄一(Dr)→木暮
原昌和(B)→原

――初めてのEX THEATER ROPPONGIでのLIVEについて

荒井:こんなにスケール感の大きなところでやらせてもらうことは珍しいんですが、そんな中でもライブを楽しんでやれたのですごくいい場所だなと思いました。また是非やりたいです。

川崎:すごくやりやすかった。きれいだし素晴らしい箱で、機会があれば是非またやりたいです。

原: 全体的に音が聞こえやすいところなので、またここでライブをやるのを楽しみにしてます。

木暮:全体的にきれいな雰囲気なのに、超酔っぱらった友達がいっぱいるのがステージからよく見えて、そういう落差もあって箱のきれいさが非常に印象に残りました。楽しかったです!

――ツアーファイナルでもあった今日のLIVE、見どころは?

荒井:ツアー30本をまわってきて集大成的な感じではあるんですが、いつものライブの感じを見て頂けるんじゃないかと思うので、the band aparとはこういうバンドなんだなと、人となり的な部分をを感じてもらえたらなと思います。

川崎:ツアー中のいろんなことを思い出して……。(言葉につまり、原から“感無量ってことでしょ?笑”)はい、感無量です。そういったエモーショナルな部分、エモさがが出ていたじゃんじゃないかなと思いますので、そこを見てもらえたらなと思います。

原: 僕もこのライブを見てみたいですね! 自分が楽しくなろうと思って一生懸命ライブはやりましたが、見た側からしたらどうだろう? とにかく、僕もこのライブを見てみたいなっていう思いです。

木暮:ライブのほうは優秀なスタッフさんがきれいにエディットしてくれているんだと思いますが、本当はもう少し、いや、もうたっぷりぐだぐだなしゃべりがあったので(笑)。そういうところを想像しながら見て頂ければと思います。

■「EXシアターTV Live」Vol.31 the band apart
【出演】the band apart
【放送日時】CSテレ朝チャンネル1
・9月20日(日)20時~22時(初回)
・9月27日(日)午後10時~午後11時(リピート)

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