池上季実子、沢口靖子と初共演!『科捜研の女』史上“最強の敵”として第15シリーズから登場

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沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日の人気ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜、20:00~)。現行の連続ドラマの中で最長の歴史を誇る大人気シリーズだが、この10月から第15シリーズとしてスタートする。今作では、『科捜研の女』史上、マリコの“最強の敵”となる女性刑事が登場するのが最大のみどころだが、この度、その“最強の敵”を昨年デビュー40年を迎えたベテランの池上季実子が演じることが発表された。

池上は「ようやくご一緒できますねー」と沢口との初共演を喜んでおり、その沢口に対し、池上は「私も長年、京都に通っているのに、たった一度だけチラッとお目にかかっただけで、(沢口さんと)遭遇することすらなかったんです。真面目で、きちんと仕事に向き合う姿勢には感心するばかりです」と語っている。また、この『科捜研の女』に参加することについては、「スタッフ、キャストの皆さんひとりひとりがこの番組を大事にしていらっしゃることを感じました! 15年間も続いている長寿番組のお仲間に入れていただいて、とてもうれしい反面、緊張で身が引き締まる思いです!」と。

今回、池上演じる佐妃子だが、所轄署で銃器薬物の摘発を多数成功させてきた優秀な刑事で、京都府警は年々増加しつつある銃器、薬物犯罪への対策強化を掲げ、彼女を府警本部組織犯罪対策第三課(通称・組対(ソタイ)三課)に抜擢される。その手腕から“銃器薬物のクイーン”の異名を誇るが、その一方で、彼女は事件解決のためならどんな犠牲を払ってもかまわないという歪んだ正義感の持ち主。そのため、内部協力者を見殺しにしたり、同僚の刑事を裏切ったりすることも厭わない人物だ。そんな冷徹な彼女は“死神”という悪名でもよばれている。

マリコは今回、その佐妃子と“情報”をめぐって対立することになる。マリコが科学を駆使して手に入れた“鑑定結果=真実”を佐妃子は捜査に必要な“情報”のひとつとして扱い、時にはあえて隠したり、時には改ざんしたりして巧みに利用する。マリコは科学者として歪んだ情報が真実の代わりとなってしまうことを許すことができず、あくまでも科学の力で佐妃子のいびつなやり方と対峙していく。

また、内藤剛志演じる土門薫刑事らの捜査一課にも、若手刑事・蒲原勇樹が加わる。演じるのは、若手俳優の石井一彰。彼は佐妃子の元部下で、彼女の信奉者でもある。まるでスパイのように佐妃子の指示で動き、土門ともなじむことがなく、これまでにない緊張感を漂わせたクールなキャラクターだ。これまで、ミュージカル『レ・ミゼラブル』をはじめ、舞台で輝きを放ってきた石井にとってテレビドラマの出演は今回が初で、彼がどのように関わってくるのかにも注目が集まる。

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