神木隆之介『サムライせんせい』で初の坂本龍馬役「福山さんに報告したい!」

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神木隆之介が、10月からスタートする錦戸亮(関ジャニ∞)主演のドラマ 『サムライせんせい』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~ 10月スタート ※一部地域を除く)で、自身初となる坂本龍馬役で出演することが決定。神木は「大先輩である福山さんに報告したい!」とコメントしている。

『サムライせんせい』は、黒江S介氏が手掛ける同名タイトル漫画を初めてドラマ化した作品で、錦戸は、実在した幕末の志士・武市半平太を演じる。半平太は、幕末の土佐藩で尊王攘夷論を唱え、志士たちを率いたリーダー的人物。ストーリーは、その半平太が、幕末の土佐藩から150年後の現代にタイムスリップしてしまい、タイムスリップ後は、学習塾の先生となって、村で巻き起こるさまざまな問題を、サムライにしかできない方法で解決していくといった内容で展開する。

その中で、神木演じる坂本龍馬は、史実に基づいたイメージとは若干異なるという。それは、龍馬も半平太(錦戸)より一足早く、150年後の現代にタイムスリップしてしまうということ。しかし、物の考え方に柔軟性があり、適応能力も高い龍馬は驚くべきことに、すぐさま現代に馴染んでいく。現代での龍馬は、普段は「楢崎(ならさき)」と名乗り、ジャーナリストとして東京で暮らす。とはいえ、「日本を変えてみせる!」という志を失ったわけではなく、衰退の一途をたどる平成の日本を案じ、ならば“平成の志士”となって現代を変えよう、と心に決める。そんな龍馬は平成の日本で、半平太と再会を果たす。

本作の中でも史実通り、幕末の土佐藩では“親友”だった半平太と龍馬。タイムスリップという“ありえない状況”によって生み出される、本作ならではの錦戸“半平太”と神木“龍馬”の関係性。その画期的な関係性は、全編を通して描かれ、ひも解かれていく。

坂本龍馬といえば、大河ドラマ『龍馬伝』で福山雅治が演じた時のイメージが強いと話す神木。今回の抜てきに「事務所の大先輩である福山さんも演じられた龍馬を、自分が演じると決まった時は、すごくうれしかったです。ご本人に早く報告したいです!」と目を輝かせる。写真撮影の際も「坂本龍馬の有名な肖像写真と同じポーズもさせていただきました。身体の角度がちょっと違うだけで大きく似たり、あるいは似なかったりするので、思った以上に難しかったです。実は僕、この肖像写真を見た瞬間から、妙に気合が入ったんです!」と。

また、今回の“現代に馴染んだ龍馬”という設定を知り、神木は「僕に足りない“すごく強そうな迫力”はなくても大丈夫だなって、少し安心しました(笑)」と、お茶目な笑顔を見せる一方、「そうは言ってもやはり、ところどころで見せる強さや、目に宿る“一本筋の通ったサムライ魂”は必要だと思います」と話し、キリッとした表情ものぞかせた。

主演の錦戸との共演も今回初となる神木は、錦戸に対し、「お兄ちゃんみたいな存在になっていただけたら、うれしいです」と。錦戸も照れ笑いしながら「神木くんは小さい頃から、この世界でずっと活躍されてきた方なので、感覚もすごく研ぎ澄まされているでしょうし、共演がすごく楽しみです! お兄さんらしくできたらええなって思います。お互い自然体でいられるような関係になれたら、すごくいいですね!」とコメントし、「今回描かれるのは史実とはまた違う“特殊な坂本龍馬”。きっと神木くんらしく、素敵に演じてくれるでしょうし、そんな彼に僕も精いっぱい応えたいな、と思います」と語っている。

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