“五寸釘”に負けない新たなキーワード!?『エイジハラスメント』番組Pが語る最終回の見どころ

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武井咲が総務部の新人OLとして、会社にはびこる様々なハラスメントを痛快に打ち砕いていくドラマ『エイジハラスメント』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~)が、今夜(9月10日)いよいよ最終回を迎える。

武井演じる吉井英美里は、これまでパワー・ハラスメント、セクシャル・ハラスメント、モラル・ハラスメントなど、様々なハラスメント(加害者)に対し、「五寸釘ぶちこむぞ!」と痛烈な台詞を吐きながら勇敢に立ち向かってきた。そんな彼女の姿に「エイハラ見てスカッとしよ」「エイジハラスメントは毎度共感の嵐!!」といった声も多く、最終回がどんな終わりを迎えるのか、注目が集まるが、この放送を前に、このドラマを担当する中川慎子プロデューサーが、その見どころを語った。

――ストーリー展開について

前半で、意に沿わない総務部への配属だった英美里が、会社の中にはびこるいくつものハラスメントと対峙し、総務部の中で存在感を見せるも挫けてしまう場面もありました。後半戦に入ると、ハラスメントと戦っていく一方で、自らもなにかと対立してきた稲森いずみさん演じる課長の大沢百合子とのエイジハラスメントが激化していきましたが、最終回は、その最終決戦になっていくと思います。

――最終決戦!?

若くてハラスメントを受ける女(武井)と、社内で実力があり、管理職でもある女(稲森)のエイジハラスメントの総括になっていると思いますが、ポイントは、これまで誰かしらに“五寸釘”をぶち込んできた英美里が、誰にぶち込むのかということろ。そこは、これまで見てくださった方にとって、一番大きな見どころになってくると思います。

――恋の行方

英美里は、後半に入ってどんどん恋愛にのめり込んでいっているのですが、小泉孝太郎さん演じる保科晶彦の“スタンス”は変わらず……。さらにその恋愛において、英美里もエイジハラスメントにあってしまうといった展開になっており、もしかしたら保科に“五寸釘”をぶち込む可能性もありますね。その他の可能性としては、竹中直人さん演じる総務部長の高山徹太郎や、第5話で、英美里に「頭が悪いんじゃないか!」と言った風間杜夫さん演じる権藤進であったり……。一番最後に誰が英美里に立ちはだかる敵となるのか? は注目ですね。

――最後は?

スカッとします。今まで、こんな組織の中で言えないようなことを言ってきた英美里なので、それの最たるものになっている。誰か“そんな風に言って欲しい”なって思ってもらえるような終わり方になればいいなと思っています。また、英美里は本来のキレの良さを取り戻し、ますます強くなるような終わりになると思います。

――“五寸釘”を越える痛烈な台詞も登場!?

最後に、“五寸釘”に負けないようなキーワードが出てきます。英美里の結末にも関係がある言葉になりますし、武井さんも「あの言葉で終わるとは思わなかった」って、言っていまして、英美里のラストを象徴するキーワードになっていますね。

[あらすじ]権藤常務(風間)肝いりの女性登用プロジェクトが正式に「部署」として発足することになる。浅野次長(吹越満)は自分が初代部長に任命されるものと思い早くも浮かれ気分。だが、権藤は大沢百合子(稲森いずみ)に白羽の矢を立てる。能力や実績ではなく「女だから」選ばれたと気づく百合子だが、腹をくくってさっそく部員候補のリストアップを進める。英美里(武井)にもついにバリバリ働くチャンスがめぐっているものの、「若いうちに結婚する」と決めた英美里は百合子の誘いを断る。そんな中、百合子率いる女性登用プロジェクトの機密データが何者かによって暴かれてる一方、18歳のモデルとの結婚を権藤から勧められた保科(小泉)は……。

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