『刑事7人』最終回で“知られざる天樹の過去”が明らかに!

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東山紀之が主演するドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系列、毎週水曜21:00~)が、9月9日(水)で最終回を迎えるが、これまで詳しく語られることがなかった天樹悠の過去が、ついに明かされる。

このドラマは、時間にこだわりをみせる刑事・天樹(東山)を中心に、個性派ばかりの「警視庁捜査一課12係」のメンバーが、互いにぶつかり合いながらも、一人では解決できない謎を補完し合い、難事件を解決していくといった刑事ドラマ。東山が、これまで『相棒』『警視庁捜査一課9係』などの人気刑事ドラマを生んできたテレビ朝日の水曜よる9時の枠で主演するのは今回が初となる。

9月9日に最終回を迎えるが、これまでなぜ天樹が“時間にこだわる”ようになったのかなど、過去については詳しく語られることはなかった。劇中では、天樹は、北大路欣也扮する法医学教授の堂本俊太郎と義親子関係にあるが、同僚にはそのことを内緒にしている。ネットでは、「北大路欣也さんと東山さんとの親子関係~いい雰囲気ですね!!」「東山と北大路の関係もこのドラマのポイント」「どんな過去が隠されているのか興味深い」と関心も高く、ついにこの最終回に、その謎も明らかに!?

最終回では、天樹がある日、道に迷っている老人・吉岡清(小野武彦)と遭遇する。清は都内の所轄から、息子・泰夫(林泰文)が自殺したとの連絡を受け、熊本から上京したという。天樹は親切心から、清を所轄まで送っていくことに。

なんでも清は10年前、勤務先の店長を殴って警察に捕まった泰夫への怒りが収まらず、それ以降はずっと絶縁状態だったという。泰夫が捕まった時、清は妻と娘も災害で亡くしたばかりだった。10年前に大切な家族を一度に失ってしまった清……。ある事情からこの10年、心の時間が止まったままでいる天樹は、この老人に思わず肩入れしてしまう。

そんな天樹が次に取った行動は、驚くべきものだった。泰夫のことを調べさせてほしい、と清に申し出たのだ。実は、泰夫は段ボールハウスの中で練炭を焚いて死んでいたのだが、段ボールハウスが作られたとみられる時間には雨がかなり降っていた。ところが、泰夫の靴はまるで汚れていなかったのである。これは自殺ではなく、殺人事件なのではないかと考える。そう直感した天樹は真相を突き止め、清と泰夫の“空白の10年”を埋めるために、単独捜査を開始するが……。

そんな天樹の勝手な行動に、沙村康介(髙嶋政宏)ら12係の面々は呆れ顔。だが、係長の片桐正敏(吉田鋼太郎)から“知られざる天樹の過去”について聞かされた沙村らは、天樹の力になろうと決め、捜査協力に立ち上がる。12係のメンバーが天樹のためにひとつになり、全力で捜査を進めていく。その結果、清がずっと目を背けていた泰夫の意外な顔が浮かび上がる。

また、このドラマの終わりには、新相棒に反町隆史を迎えて、10月からスタートする『相棒シーズン14』のPR映像(ロングバージョン)が放送されることが、『相棒』公式twitterで発表されている。これまで15秒のショートバージョンのみ公開されていたが、今回放送さるのは、ロングバージョン。その仕上がりにも注目が集まる。

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