遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ「まさか民王で甲冑を着るとは…」

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遠藤憲一菅田将暉がW主演する、池井戸潤が原作のドラマ『民王』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~ ※一部地域で放送時間が異なる)。現職総理大臣である父・武藤泰山(遠藤)と大学生のおバカ息子・翔(菅田)の心と体が入れ替わってしまうという、現実ではありえない設定だが、「民王面白すぎ!」「毎回面白さがアップする」など高評価を得ている。

原作とは違った展開にも「いい意味で、原作ファンを裏切ってくれている」という声も多く、最終回に向け期待が高まる中、9月11日(金)に放送される第7話では、さらに予測不能な展開を彷彿させる、“戦国時代”で遠藤が鬼の形相で菅田を追いかけている謎の写真が公開された。

というのもこれは翔の夢の中だけの出来事……。9月4日に放送された第6話では、南真衣(本仮屋ユイカ)をかばい、翔(見た目は泰山)が凶弾に倒れた。そして第7話では、病院の集中治療室で生死の境を彷徨う翔は、ぼんやりとした意識の中で“三途の川”の淵に立つ。そこではなぜか武将姿の父・泰山に、刀を片手に叱咤され、あまりの怖さに「ひゃあぁぁぁ~!」と叫んで逃げ出してしまう。

挙げ句の果て、「生きているのがこんなに辛いならいっそ死んでしまったほうが……」と“三途の川”に片足を突っ込みかけたその時、薙刀を片手にした女武将姿の真衣も出現。川を渡らんとする翔に、真衣は薙刀を振り上げる。その勇ましすぎる真衣の行動に、思わず翔も「ひゃあぁぁぁ~!」と再び叫び声? 翔は「あの世」の手前で引き返し、「この世」に戻ってくることができるのか?

この“三途の川”ロケ地となった某所で戦国武将姿を披露した遠藤、菅田、本仮屋。遠藤は、「これまで何回か時代劇で甲冑は着てきたけど、『民王』でこの格好をするとは思わなかった」と語り、「まわし姿から甲冑まで、ひと作品でこんなにいろんな格好をするのは初めてで、いい経験です(笑)」と。また、甲冑を身につけた菅田、本仮屋の姿に、「ふたりともかわいいね(笑) ユイカちゃんはよく似合ってるし、姿勢もいいから“男装の麗人”みたい。菅田くんは浦島太郎みたいだね(笑)」と微笑ましそうに目を細め、「最終回も間近だけど、最後に3人でこういうことも出来て楽しかったです」と感想を語っている。

そんな遠藤に対し、本仮屋は「遠藤さんはさすが、かっこいいです!」と武将姿を大絶賛し、自身の初めての武将姿には、「女の人でこんな風に甲冑をつけたりするようなことはないので、ラッキーです(笑)。着物も袴も着たことはあったのですが、甲冑は初めてで……。薙刀も初めての経験だったので不安でいっぱいでしたが、楽しかった! 今回のシーンのために薙刀のお稽古にも行ったんです!」。

そんな遠藤や本仮屋に対し、「僕だけ足軽で、貧富の差が激しい(笑)。ふたりともなんか豪華だな……」とうらやましそうな視線を送る菅田は、今回、夢の中で中身が入れ替わっていない“情けない翔”を演じる。これに対し、「(中身が入れ替わった時の)泰山として存分に偉そうに怒鳴ったり、叫んだりしてきたので最後に“ひゃあぁぁぁ~”っていう情けない翔くんは“やっぱりな(笑)”って個人的には思いました。いい具合に“腰抜けて”ました」と笑顔でコメントしている。

3人の戦国武将姿も注目だが、9月11日は、同時放送の副音声で「たみちゃんねる」が実施されることも緊急決定。遠藤、菅田の主演ふたりと木村ひさし監督が完成した本編を見ながら感想を話したり、撮影時の裏話などを語ったり、ここでしか聞けないレアトークを披露するという。

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