9nine 佐武宇綺『ドラえもん』ゲスト声優抜てきに「夢のよう!」

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ガールズユニット9nineのメンバーで、声優としても活躍中の“うっきー”こと佐武宇綺が、9月4日(金)に放送される『ドラえもん誕生日1時間スペシャル』(テレビ朝日系列、19:00~19:54)でゲスト声優として出演する。この放送を前に、佐武は都内スタジオで取材に応じ、ネイルから髪ゴムにいたるまで“ドラえもんカラー”で統一した自前の衣装を披露しながら、今作の見どころを語ってくれた。

『HUNTER×HUNTER』や『スペース☆ダンディ』などで声優としても活躍する佐武だが、彼女にとって、国民的アニメ『ドラえもん』への出演は、「アーティストとして国立競技場に立つのと同じようなもので、夢のまた夢でした」と語っており、今回の出演については、「夢のようだった」と喜びもひとしお。

そんな夢にまでみた『ドラえもん』のアフレコ現場。佐武は「レギュラーメンバーの皆さんが揃っていましたので、凄く緊張したのが一番」と語るも、レギュラーメンバーに混じり、佐武は、今回ドラミちゃんのひみつ道具で、どんなものでも列車になるという“DX(デラックス)列車セットの車掌さん”を演じた。

アフレコを振り返り、佐武は「車掌さんですが、人間ではなくヒツジで、監督からは“ポンコツっぽく演じてください”というオーダーがありました。その“ポンコツ感”を出していったのですが、自分自身がポンコツ過ぎで……(笑)、間違えてしまったことが何回かありました」とニッコリ。

佐武が演じるヒツジだが、車掌でもあり運転士指導員でもある。注目どころとして、「愛らしキャラクターなのですが、のび太くんに対しては、厳しく指導し、“ツンツン”しているところもありますが、ヘマをした時にでるポンコツさや弱さなど、時々“デレ”の部分もあるキャラクターです。その“ツンデレ具合”も注目していただきたいですね」とアピールしている。

また、今作では『スペース☆ダンディ』でも共演した人気声優の諏訪部順一も参加。諏訪部は、悪役で未来から来た鉄道コレクターの“モサロ”を演じており、佐武は「アフレコを間近で見たときに、いい具合に嫌なやつ感が出ていまして最高でした(笑)」と絶賛。

憧れの『ドラえもん』という作品、また尊敬する先輩たちとの共演を通じ、凄く勉強になったという佐武。「ドラえもん役の水田わさびさんは、普段からドラえもんでした。キャラクターを演じているのではなくて、キャラクターと一体化しているようなところに、凄いな~と思いました」と話し、ジャイアン役の木村昴については、「ご本人の声もジャイアンっぽいのかなって思っていたのですが、会ってみると凄く爽やかで、でも本番に入るとガッと(声が)変わる……。私は比較的声が薄いので、マイクに頼ってしまうところがあるのですが、昴さんは、地響きが起きる位の声量で、遠くの人に届けているように声を出されていまして、そういうところとか凄く勉強させていただきました」と、“学び”になったとろこも多いようだ。

そんな佐武も参加する今作。そのみどころに関しては、「列車がメインになるのですが、列車のように展開が早いですし、アクションが豊富。また、のび太くんがドラえもんよりも戦っている場面が多いので、のび太くんに勇気をもらえる作品になっているのではないかなと思います」と。そして、9月3日は、ドラえもんの誕生日ということで、「ドラえもんパイセン! これからも夢をみる子供たちに、素敵な夢と希望を与えて欲しいなと思います」とメッセージを送った。

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