辺見マリ、拝み屋に5億円 洗脳地獄の“経験”を赤裸々告白

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辺見えみりの母でもある辺見マリが、9月14日(月)に放送される『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系列、19:00~21:48)の3時間スペシャルに出演し、“拝み屋”に5億円奪われてしまったという洗脳地獄の“経験”を赤裸々告白する。

1970年、19歳のときに大ヒット曲『経験』で新人賞を総なめし、その妖艶な振付けとセクシーな雰囲気で世の男性たちを魅了した辺見マリ。1972年、21歳で西郷輝彦と結婚し、いったんは芸能界を引退、2人の子どもを出産した。1981年に離婚した後、芸能界に復帰。しかし、華やかな芸能活動の陰で、辺見は“拝み屋”と称する人物に洗脳され、5億円をつぎ込んだという波乱の人生を“経験”していた。

この番組は、過去に“しくじった”ことのある有名人が先生として教壇に立ち、同じ失敗をしてしまう人を増やさないよう授業を行う反面教師バラエティー。今回、辺見は、“洗脳されて5億円を失っちゃった先生”として教壇にたち、“あなたが洗脳されて、人生を棒に振らないための授業”を展開するが、ヘビーすぎる半生だけに、教科書は上下巻、異例の2限に分けて授業を展開する。

辺見は、決してだまされやすい性格ではなく、自分は洗脳などとは無縁だと思っていた。実際、1988年に「知り合いに神様と話せる人がいる。会ってみませんか?」と当時の男性マネージャーに誘われたときも、「コイツ、何言うてんねん!?(笑)」と心の中で半笑いしていたというのだが、この怪しい“拝み屋”にはまんまとだまされ、5億円をとられた。

授業では、「私はこうしてだまされた!」と当時の真相をぶちまける。そして、完全洗脳される過程には、“4つのステップ”があったことも暴露し、辺見を完璧に取り込んだ、詐欺集団による戦慄の手口を語る。さらに、この洗脳の結果、服まで脱がされて42歳で“熟女ヌード”になった事実も告白。撮影に出発する朝、当時16歳だった娘・えみりが「行かないで」と泣きながら止めた、という切なすぎるエピソードも明かすという。また、修行という名目のもと、やらかしていた奇行についても語られる。

授業では、辺見が「♪やめて~洗脳しないで~」など、自身のヒット曲『経験』をもじったフレーズを交えながら授業を展開しつつ、最後は、13年間にも及んだ洗脳地獄からどうやって目覚めたのかを打ち明けると共に、洗脳が解けて気づいた大切なこととは何かを訴える。

そして、娘・えみりが子どもの頃に作った、母へ贈る詩「MAMA」も披露。この詩を聞いたとき辺見は、「洗脳から覚めて本当によかった」と心底、感じたという。そして、後悔の涙を流しながら語りかける辺見に、教室の女性たちも涙。レギュラー出演の吉村崇も「またもや伝説の回が誕生した!」と大興奮するほどだったという。

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