菅田将暉、知英と“オヤジ”らしく70年代の名曲を熱唱&ギター演奏

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遠藤憲一菅田将暉がW主演する、池井戸潤が原作の『民王』(テレビ朝日系列、金曜23:15~)。内閣総理大臣である父・武藤泰山(遠藤)と息子の翔(菅田)、政敵である憲民党党首・蔵本志郎(草刈正雄)とその娘の村野エリカ(知英)の入れ替わり、そして親子入り乱れての淡い恋模様にも注目が集まるが、今夜(8月28日)放送の第5話では、身体だけでも若さを取り戻し、キャンパスライフを謳歌するふたりのおじさん(泰山と蔵本)、といっても見た目は若い二人(翔とエリカ)が、70年代の名曲を熱唱する。

そんな二人を演じる菅田と知英が歌うのは1974年にリリースされた中村雅俊の名曲『青春貴族』で、「若さは恋と革命」とばかりに、菅田のギター演奏に合わせてふたりは熱唱する。今年5月から放送されていた『ちゃんぽん食べたか』(NHK)でも、菅田は歌とギターテクニックを披露しており、今回『民王』でもそれを見ることができる。

ふたりともこの『青春貴族』という曲に触れるのは今回が初めて。菅田は「だいぶオーバーテンションで、知英さんとふたり、オヤジになりきって歌いましたよ!(笑)」と笑い、知英も「おじさんが歌っているようなノリ」で歌ったと明かした。

「一週間くらい前に監督から『青春貴族』歌ってもらいたいって言われまして、自宅でひとりひっそり練習しました」と語る菅田。知英も「コーラスがわかりやすかったです!」とすっかりこの曲を習得した様子。菅田のギターテクニックにも注目が集まるが、現在も毎日ギターには触れているらしく、この日の収録に向けてもきっちり練習を積んだという。「ギター弾けるらしいね、っていう監督のひと言から全部始まりました。監督の面白い思いつきに、僕らがどう面白く応えられるか、っていうのがこの現場のキモですからね(笑)頑張りました!」と感想を語った。そんな菅田のギターに合わせて歌った知英は、「菅田さんはとてもギターが似合っていました。その場でいろんな曲も弾いてくれて、ギターが好きなんだなと思いました」と感動した様子。

菅田がギターを弾き、知英がピアノを弾いてセッションをするという場面も見られた『民王』の撮影現場。公安刑事・新田理役の山内圭哉もギターが上手いらしく、菅田は「ライバルは新田くん(山内)です!」と笑顔で語った。

今やすっかり“おじさん演技”も板についてきた菅田と知英。菅田は「眉間のシワ、ちょっとクセになっていますね(笑)。先日母に会ったとき、素の僕が“泰山”みたいな仕草や表情をしている、と言われました(笑)」と明かし、知英も「“おやジヨン”というアダ名がついたくらい馴染んでいます! スタッフさんにもオヤジみたいと言われています(笑)」と。そんな菅田と知英がそれぞれ泰山と蔵本になりきり、居酒屋のお客たちを巻き込んで楽しそうに歌う姿は必見だ。

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