西銘駿、仮面ライダーゴースト抜てきに「凄く夢のよう」

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今作で平成仮面ライダーシリーズ17作目となり、“おばけ”がモチーフで早くも話題の『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系列にて10月4日スタート、毎週日曜8:00~)。その制作発表が18日、都内・ホテルにて行われ、出演キャストがお披露目。仮面ライダーゴースト/天空寺タケルを演じるのは、沖縄県出身で第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで、応募総数13,520名の中から頂点に立ち、見事グランプリを受賞した西銘駿(にしめしゅん)。ドラマへの出演は今作が初となる。

会見では、多くの報道陣を前に「今、この場に立っていることが、凄く夢のようで、本当に嬉しく思っています」と少々緊張した様子で挨拶をした西銘だが、今回の抜てきに、「嬉しかった反面、演技の経験がない僕に主演が務まるのか不安でした」と告白しつつも、「キャストのみなさん、スタッフのみなさんの支えがあり、今は緊張もなく撮影に挑んでいます」と笑顔を見せた。

また、仮面ライダーと言えば、アクション演技も重要。これまで野球、ソフトボール、バスケットボールなどを経験してきたため、「はじめは自信があった」という西銘だが、「いざ挑戦してみると、受け身や転がるのでさえうまく出来なかった」と明かし、「(今は)少しずつ慣れてきていますので、今後のアクションで上達している姿にも注目してほしい」と呼びかけた。その後、注目の仮面ライダーゴーストへの“変身ポーズ”も披露し、「自分が仮面ライダーなんだなと実感が沸きます。ちびっ子にまねしてもらえると嬉しいです」とフレッシュな笑顔でアピールした。

そのほか、本作のヒロインであり、タケルの幼なじみでタケルを弟のように面倒をみる月村アカリ役には、大沢ひかる。そして、もう一人の仮面ライダー。仮面ライダースペクターに変身する、深海マコト役に山本涼介。タケルの亡き父・天空寺龍を尊敬し、タケルを見守る住職代理の御成役に柳喬之、事件の背後で糸を引いている謎の男役に磯村勇人が決定し、それぞれ発表された。

また、タケルを生き返えらせる謎の仙人役には、ベテランの竹中直人がキャスティング。竹中は、「来年60歳ですよ。若い俳優さんと一緒にできるのは嬉しいかぎりです」と語り、「美男美女がでる作品なので、こんなおっさんが大丈夫なのか……」と会場の笑いを誘っていた。

「仮面ライダーゴースト」のモチーフは、“おばけ”。しかし、決して怖くはなく、不思議でファンタジーあふれるヒーローになっている。“おばけ”ゆえに、主人公のヒーローは一度命を失ってしまい、仮面ライダーゴーストに変身する力を手に入れて、現世に仮面ライダーとして蘇る。また、主人公が再び消え去ってしまうまで99日という期限が設けられており、ゴーストは、戦うたびに自分が喪失するという不安、そして背負った大きな使命と残された時間の間で葛藤するヒーロー。仮面ライダー史上としては、初の“切ない”想いを胸に戦うライダーだ。

変身キーアイテムは“目”。今作では、眼魂(アイコン)という“目”の形をした不思議なアイテムを手に入れ、英雄・偉人の想いとシンクロすると、変身することができる。物語では、剣の達人・宮本武蔵やアイザック・ニュートン、トーマス・アルバ・エジソンの力を身にまとった仮面ライダーが登場するほか、世界の英雄・偉人と心をシンクロさせ、様々なフォームチェンジを行い、多彩な戦いを披露するという。また、この眼魂(アイコン)を15個集めなければ、完全に生き返ることはなく、主人公は、この眼魂(アイコン)を求めて怪人と戦い、ゴーストチェンジ(変身)し、それぞれの特徴を生かした戦いを繰り広げる。

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