ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之が、超一流アスリートを独占直撃取材する特番『ナイナイの超一流アスリートの作り方　えっ!?　そんな事してたんですかSP』が、9月6日（日）の20時58分からテレビ朝日系列で放送される。

ナインティナインが独自目線でアスリートの凄さの秘密に迫るこの番組。岡村は、単独で“霊長類最強女子”と呼ばれ、世界大会で何と15連覇中の女子レスリングの吉田沙保里の練習場に体を張って突撃し、練習場はもちろん、選手たちが生活する寮にまで潜入する。
「GET SPORTS」の南原清隆のように、今回は体を張ることなくスポーツの奥深さをリポートしたい、と張り切る岡村は、至学館大学レスリング部の練習場へ訪れ、栄和人監督と対面した。その練習場では、小さな子供から32歳まで、1回戦を勝てない選手から世界選手権15連覇する選手まで、クラス分けすることなく、一緒に練習するという意外な練習法に驚かされる。栄監督によると、強い選手を次々に輩出する秘密といえば「それだけ」と……。

監督は岡村に「あとは体験するんでしょ？」と聞き、吉田や登坂、栄監督の娘・希和選手らへのインタビュー後、岡村は用意されたレスリング用のタイツに着替え、登坂の指導で練習を体験。選手たちにとってはウォームアップでも、ド素人の岡村には超ハード。意識もうろうとなっていくが、女子選手との対決も通じ、レスリングのコツを体得。最後には、吉田選手が“両手を使わない”というルールで岡村と対戦も実現する。

練習に参加した岡村は、選手たちが生活する寮にも潜入。寮母さんとともに食堂で登坂ら食事中の選手を取材し、気になるメニューや調理法など、ここでも“強くなるための秘訣”を探る。体重制で行われるレスリングは、食事による体重調整も重要。食べたいけど食べられない、といった悩みなどを選手たちから聞く。さらには休日のデート、将来の結婚観など選手のプライベートにも迫る。

今回の体験を振り返り、岡村は「いやー、すごかったですね。聞いていなかったのに、ガッツリ練習させられましたが（笑）。強さの秘密は…わかりません」と冗談めかすも、「ただ一つ思ったのが、クラス分けせずに練習している。そこがいいところではないかと。世界一の人と一緒に練習できるというだけでテンションが上がると思うんです。あの人と一緒にやりたいと思える、あの空間に一緒にいられる、そこが強さの秘密ではないですかね」と分析。また、選手との対決については、「地獄ですよ。自分でもよくやった方だと思います。何も教えてもらえず、気がついたら逆さまになっていたり……。あんなにハードな練習を一緒にやるとは思っていませんでした。何回も言いますけど「GET SPORTS」の南原さんをイメージしているから。スーツが着たいんです。僕のイメージでは練習着じゃないんですよ！」とクレームが出るも、「選手たちと仲良くなれたから良しとしましょう。オリンピックで彼女たちの活躍が見られると思うので楽しみです」と感想を語った。

一方、吉田選手は、「これまでにも芸人さんが何人か来られているんですが、岡村さんは本当に体力がある上に、最近体を絞られたそうなので余計に動きやすかったかもしれないですね（笑）。なかなか普通は付いていけないんですよ。結構きついこともしたんですが、なんなくこなしていて岡村さんさすがだなと思いました」と岡村の運動神経を絶賛。また、今回の体験を通じ、「強い選手を作る秘密を感じてくれたと思います。実際に体を動かして取り組んでもらったことで“ああ、レスリングってすごいんだな”と感じてくれたかな。何回も“どうしたらいいいか分からない”と口に出しておられたので、レスリングの難しさ、そういった部分、体幹、バランス、全身の筋肉が強くないとレスリングは技がからないんだよ、って感じてくれたと思います」とコメントした。

そんな岡村に対し、吉田選手は、「岡村さんが“実は筋肉質の女性が好きで”と言っていたらしいですが、年齢もこの練習場では私が最年長なので岡村さんと一番近いですし、以前、他の番組で岡村さんは私のことが一番いいと選んでくれていたこともあったんです、冗談かもしれないですけど（笑）。良い方ですし、これ使えないかもしれないですけどテレビと普段が結構違うじゃないですか。おとなしいというか。テレビではあれだけ喋る面白い人なのに、それ以外おとなしいみたいなそういうところもいいんじゃないでしょうか」と。また、男性としては「あ、全然いいんじゃないですか。まあ、お互いがよければ（笑）。それは難しい話ですけどね」と笑顔で語った。