四代目相棒・反町隆史の役名と役柄が明らかに!新相棒は警察官ではない!?

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テレビ朝日の国民的刑事ドラマ『相棒』。先日、水谷豊が演じる杉下右京の新相棒が、反町隆史に決定したことで、大きな話題を呼んだが、その役名と役柄が10日に発表された。

反町が演じる四代目相棒の役名は冠城亘(かぶらぎ わたる)。役柄は、なんと法務省のキャリア官僚。これまで、初代の亀山薫(寺脇康文)、二代目の神戸尊(及川光博)、三代目の甲斐享(成宮寛貴)といった歴代の相棒は、当然のことながら全員が警察官であったが、ドラマの誕生から15年目にして初めて、警察官ではない経歴を持つ人物が、右京の相棒となり、とともに事件に臨む。

また冠城は、現場に興味があるとの理由から、人事交流で通例の警察庁ではなく警視庁への出向を希望した変わり種。捜査経験はなく、冠城に目を掛けている法務事務次官を後ろ盾に少々の無茶も通してしまうところがあるという。また、見た目のクールさからは測りきれない侮れない一面を持ち、頭脳明晰といった設定になっている。

今回の発表を受け、反町は、「冠城亘は、真実を突き止めることへ執着のあるキャラクター。あらゆる手段を使い、事件を解明に導こうとします。右京さんとの掛け合いやコンビネーションがどのような化学反応を起こすのか。冠城の“相棒”っぷりにも注目して欲しいです」とコメントを寄せている。

もう一つ注目すべきは、杉下と冠城との出会いだ。右京は、『相棒season13』の最終回で、自分の部下でもあった3代目“相棒”の甲斐享が犯罪を犯していたということで、その責任を取り無期限停職となり、一人海外へと飛び立った。右京はどのように日本に帰ってくるのか? そして“新しい相棒”との出会いはどのようなものなのか?

今回の発表では、法務省から警視庁へ出向してきた冠城は、右京が無期限の停職処分となり主(あるじ)を失った“旧”特命係を仮住まいとするといったところまで明かされている。出向組は警視庁では“お客様”扱いで、特にやるべき仕事もなく、暇を持て余す毎日を送る……。警察官でもなく、右京とも面識のない冠城がどのようにして右京と出会い、どのように相棒となっていくのか。その出会いにも注目が集まる。

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