遠藤憲一と菅田将暉、衝撃の“まわし姿”で気合いの表情

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遠藤憲一菅田将暉がW主演するドラマ『民王』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)は、ある日突然、心と体が入れ替わってしまった現職総理大臣である父・武藤泰山(遠藤)と、大学生のおバカ息子・翔(菅田)が、周囲の人物たちを巻き込み、悪戦苦闘しながらも政治に外交に奮闘する姿を描く、ファンタジックな痛快政治ドラマ。第1話(7月24日)では心と体が入れ替わり、ドタバタ劇が展開されたが、第2話(7月31日)では、遠藤と菅田が、衝撃の“まわし姿”を披露することがわかった。

心と体が入れ替わってしまった父・泰山(遠藤)と息子の翔(菅田)。原因もわからぬまま翔は“内閣総理大臣”として、泰山は“大学生”として当面の問題に取り組むこととなる。そんな中、とある国の大統領が来日。レアメタルの一種である金属の輸入交渉をなんとしても成功させなくてはならない武藤内閣はその大統領を“おもてなし”するため相撲部屋を訪れる。そこで大統領から「相撲の稽古を見せてほしい」と請われた泰山(中身は翔)だが、“女子力高め”に生きてきた翔にとって「裸で力士とぶつかり合う」なんてもってのほか。無惨にも逃げ出してしまった翔の代わりに、泰山が翔として土俵に上がることに。

遠藤、菅田ともに“まわし姿”になるのは今回が初。クランクインする前からこのシーンをしきりに不安がっていたが、当日は撮影が進むにつれてその姿にも慣れてきたのか、リラックスした様子で、菅田は撮影の合間に立ち合いを習うなど、積極的に相撲と向き合っていたという。

無事に撮影を終えた遠藤と菅田。初めてまわしを巻いたことに遠藤は、「最初は恥ずかしかったけど、だんだん慣れちゃったな」と笑顔。菅田は、「まわしは思った以上に苦しかったです」と新鮮なコメントを。さらに菅田はこの日初めての“Tバック”にも挑戦してしまったようで「“初相撲”よりも“初Tバック”のほうが印象的になってしまいました」と笑っていたが、“相撲”という伝統国技に触れられたことにはとても感激した様子。「とても貴重な経験ができました。お相撲さんに体当たりでぶつかっていくのはなかなか勇気がいりましたが、撮影前と後では自分の中の闘志が変わったような気がします」と興奮気味に手応えを語った。

この撮影が行われたのは、東京・足立区にある「玉ノ井部屋」。ドキュメンタリーなどの密着取材とは違い、相撲部屋を借り切ってドラマの撮影を行なうことは非常に珍しいことで、相撲部屋のしきたりなどにも触れられる貴重な体験となったようだ。

ドラマには、富士東関も出演。人気俳優陣に囲まれてのドラマ出演となり、富士東関は、「部屋に俳優さんをお迎えすることは滅多にないことなので、とても新鮮で良かったです。でも遠藤憲一さんや菅田将暉さんといった、いつもテレビで見ている方々ばかりだったので、緊張してしまいました(笑)。ドラマに出演するというのも、誰もが出来ることではないですし、貴重な経験をさせていただきました」とにこやかに感想を語り、「菅田さんはとてもセンスが良いです。始める前に、当たるときの型などは教えたのですが、なかなかそんなに簡単にできるものではないので、飲み込みが早くてびっくりしました。当たりもすごく強く、型もしっかりしているので、相撲をやったら強くなるのではないでしょうか」と菅田の隠れた実力に太鼓判を押していた。

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