Caravan、Kicellと8年ぶりの対バンに「相変わらず美しい“変態”たちでした!」

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4月にEXシアター六本木で行われた「A spring evening with LIVE MUSIC Kicell / Caravan」の模様が、『EXシアターTV Live』(CSテレ朝チャンネル1、22:00~)で8月2日(日)に独占放送されることがわかった。

『EXシアターTV Live』は、東京・六本木にできたテレビ朝日が運営する新しいライブハウス「EXシアター六本木」で行われる貴重なライブから、選りすぐりの曲をフルの尺(原則)で定期的に放送しており、8月前半はKicell(キセル)とCaravan(キャラバン) の8年(2007年)ぶりとなる2マンで行われたLIVEが放送される。

辻村豪文(兄)と辻村友晴(弟)による兄弟ユニットのKicell。LIVEで友晴は、「EXシアター初めてなんですが、すごいですね。乗り物みたいですね」と興奮気味にMCを展開し、豪文も「すごく楽しみにしてきました。キャラバンくんとも久しぶりだし」と、オープニングから嬉しさと独特の朗らかさがにじみ溢れ、会場は穏やかなムードに包まれた。 LIVEの途中、豪文から「新しいアルバム(『明るい幻』)を出したんですけど忘れ去られそうで(笑)」と報告があり、友晴も「おかんが(新しいアルバムを聴いたら)後からじわじわくるって言ってたわ」と語り、「長く聴いてもらいたいなという想いがあって、新しいアルバムの最初と最後の曲をやって今日は終わりにします」と豪文が挨拶をして、“時をはなれて”から“声だけ聴こえる”の2曲を披露して幕を閉じ、Caravanへと繋いだ。

Caravanは、独自の目線で日常を描く、世代や性別、ジャンルを越えて幅広い層からの支持を集めているシンガーソングライター。LIVE冒頭、「ここ(EXシアター)初めて来たんだけど音が良いという評判の箱なんで、楽しみにしてたんですよ。キセルも大好きだし、普通に楽しませて頂いてます。ゆっくりやりますんで皆さんもゆっくりしていってください」と挨拶をし、1曲目の“Feed back”から客席を瞬時に魅了した。その後、日比谷野外音楽堂への想いや、レーベルを立ち上げた意味、LIVEハウスに足を運んでくれた音楽ファンへの感謝の想いなどを語ったMCは、アコースティックギターの演奏と自然に調和されリラックスした流れが会場を大きく包んでいた。

その後、アンコールに応えて、再びステージに現れたCaravan。「Kicellは相変わらず美しい変態たちでしたね、大好きです。愛を込めて“変態”と呼ばせてもらいます」と対バンしたKicellへも感謝の気持ちを述べ、「最後に一曲、心を込めて歌わせてもらいます」 と“Night song”を披露して全ての幕を閉じた。この貴重な8年ぶりとなる2マンLIVEは、8月2日(日)の22時から23時にCSテレ朝チャンネル1にて放送される。

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