テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』（毎週金曜20:00～）が、放送30年目に突入することを記念し、特別番組として、9月23日（水）の昼12時から10時間の超大型生放送ウルトラFESが開催されることが7月24日（金）のレギュラー生放送内で司会のタモリから発表された。タモリも「お昼12時からの仕事は久しぶりです」とコメントを寄せている。

1986年の放送開始以来、唯一無二の音楽番組として確固たる地位を築いてきた同番組。一挙10時間というのは番組初のこと。今回の超大型スペシャルプログラムでは、日本を代表する豪華アーティストによる六本木からの多元中継スペシャルライブと、老舗番組ならではの膨大なアーカイブ映像をフル活用したランキング発表の2本立てという、“音楽の殿堂”を自称しても恥ずかしくない充実の内容となっている。

この発表は、7月24日（金）のレギュラー生放送内で、この日の出演者だった近藤真彦とのクロストークの中で行われた。タモリは「ミュージックステーション10時間の生放送です。お昼の12時から10時間。大変なことになりました。たぶん辛くなると思います（笑）。辛くなったらマッチ（近藤真彦）に連絡しますね。お昼12時からの仕事は久しぶりです。番組は放送開始から30年経ちます。マッチが出演した第1回放送は良く覚えています。まだ建て替える前のテレ朝だったけど、今はみんな昔のこと知らないもんね。知ってるのは俺たちだけかもね？（笑）マッチのことは15歳の時から知ってるから長い付き合いになります」と。ちなみに、近藤は30年前の1986年10月、記念すべき第一回ミュージックステーションのゲストで、タモリからの発表に「12時からは久しぶりですね。10時間大丈夫ですか？　辛くなったら連絡ください」と笑顔を見せた。

テーマは、「世界に誇るニッポンの歌」。日本で生まれた名曲の数々、現在進行形の日本のポップスの素晴らしさなど、日本の音楽史を彩り国民に愛されてきた楽曲を、10時間通してライブとVTRの両方で伝えていく。スペシャルライブでは大物アーティストの番組初登場や、人気アイドルによるメドレー企画など、その日限りのパフォーマンスを予定され、Mステ恒例のオリジナルランキングでは、「日本に元気をくれた、世界に誇るJ-POP」をテーマに集計したアンケート結果をもとに、時代を超えて愛されてきたる国民的名曲ベスト100を、貴重な秘蔵映像とともに一挙公開。歌謡界を盛り上げた往年の名曲から、現代の若者に深く突き刺さるヒットソングまで、全100曲を空前の規模で発表される。