全英オープン開幕、最高峰のペアリングに松山「プレッシャー感じた」

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第144回全英オープンが現地16日、ゴルフの聖地と呼ばれるセントアンドリュース・オールドコースで開幕。松山英樹は3バーディ、3ボギーのイーブンパーで回り、64位タイで初日のラウンドを終えた。

マスターズと全米オープン、2つメジャーを連勝中で賞金ランキング1位のジョーダン・スピースと、賞金ランキング2位のダスティン・ジョンソンと同組となった松山。世界有数のトッププロである2人に挟まれながらも松山は気圧されず、出だしの1番でバーディ奪取に成功する。

続く2番はバーディトライが惜しくもカップに弾かれたが、3番でこの借りを取り返しバーディ。パー5の5番でもイーグルチャンスを得た松山はこのホールもバーディとし、同組の2人がスコアを伸ばす中でも負けじと食らいついていく。

しかし、フロントナインこそ好調だった松山はバックナインから徐々に後退。前半で決めきれていなかったパットが足かせになった。ショット。10番ではグリーンを捉えきれず、第3打で寄せたもののボギー。11番のパー3では見事なティショットを見せながら、バーディチャンスを活かせずパー。14番パー5では深いバンカーにつかまり、グリーンと逆方向に出さざるを得ずボギー。そして15番では、ショートパットを外してまさかのボギーとなった。

結局松山は、3バーディ、3ボギー、イーブンパーでホールアウト。首位と7打差の64位タイというスタートになった。「ショットは最後まで悪くなかったが、パッティングが入らなくなった。途中から自信がなくなってきた」と聖地での初日を語った松山。「(スピースやジョンソンらに)先に全部入れられて、プレッシャーを感じた」と、トップ中のトップとのラウンドの厳しさも痛感した様子だった。

なお、松山と同組で回ったジョンソンが7アンダーで単独首位。スピースは2打差の8位タイにつけている。

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