東山紀之主演の『刑事7人』、初回は視聴率11.8%

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東山紀之が主演する新ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系列)が、7月15日(水)の21時から初回30分拡大スペシャルでスタートし、その平均視聴率が11.8%だったことがわかった。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

テレビ朝日の水曜よる9時といえば、『相棒』『警視庁捜査一課9係』などの人気刑事ドラマを生んできた枠。東山が、この枠で主演するのは今回が初となる。

この作品で東山が演じるのは、「時間」に執着する一風変わった刑事・天樹悠(あまぎ ゆう)。一見事件とは無関係かと思われる「時間」に対し、偏執的なこだわりを見せる変わり者。しかし、捜査能力は超一級品。死亡推定時刻や犯行時間、アリバイ時刻、タイムリミットなどから導き出した“加害者と被害者のタイムライン”に疑問を投げかけ、そこに生じる“空白の時間”の意味を探る。

共演は、髙嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介倉科カナ吉田鋼太郎北大路欣也といった豪華な面々。それぞれ個性溢れる刑事を演じ、天樹と事件解決へと奮闘する。

初回は、「警視庁遺失物センター」に所属していた主人公の天樹(東山)が、捜査一課長直轄の部署「警視庁捜査一課12係」に配属されるところから始まる。その初日、マリーナでクルーザーが爆発する事件が発生。元大蔵大臣の息子・江尻孝之(川口力哉)の遺体が見つかり、沙村康介(髙嶋)ら「警視庁捜査一課12係」の面々はその一報を受け、現場へと駆り出される。と、その現場に現れたのが、天樹だった。天樹は、爆発が起こったのはまさに日の出を迎えようとする時刻。クルーザーは太陽の方向へとまっすぐ進んでいたにもかかわらず、現場にサングラスがないのは不思議だ、と主張するのだった。法医学教授・堂本俊太郎(北大路)が司法解剖を行った結果、江尻は爆発事件の前夜に絞殺されていたことが判明する。そんな中、江尻の部屋を訪れた天樹は、そこで見つけた宅配便の不在票に引っ掛かる。そこから巡り巡って、事件をひも解くための重要な事実が見えてくる……という展開だった。

第2話では、ある投資家が冷凍死体となって見つかる事件が発生する。遺体は液体窒素によって凍らされ、その結果、正確な死亡推定時刻の割り出しが不可能になっていた……。そんな中、天樹ら警視庁捜査一課12係のメンバーは地道な聞き込み捜査を展開する。

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