渡辺直美「早く脱ぎたい…」人生初の十二単姿に汗だくで弱音

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インスタグラムで強烈なインパクトを与える写真や動画を次々と公開し、大きな話題を呼んでいる渡辺直美が、7月23日(木)放送の『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系列、19:00~20:00)で、平安時代の生活を2泊3日体験する伝説に挑戦し、人生初となる十二単姿を披露する。

お歯黒や麻呂眉といったメイクもバッチリした状態で、十二単を身にまとった渡辺。さすが芸能界屈指のフォトジェニック芸人だけあり、鮮やかなカラーや柄も変に浮くことなく、見事な着こなしっぷりを披露。しかし、渡辺は絞り出すような声で「早く脱ぎたい……」とポロリ。渡辺が着用した着物は9枚と正規の十二単より3枚少ないにもかかわらず、重量はなんと約20kg。足を一歩踏み出すにも一苦労するほどで、貴族の遊びに挑戦したり、貴族の食事を味わうなど、次々とロケをこなしていく中で、渡辺はどんどん憔悴していった。

ロケ後、率直な感想を求められると、「動きづらいし、重い!」と開口一番。「十二単を着ている時は肌を見せちゃいけないらしく、手も足も隠さなきゃいけないので、歩く時も大変なんです。しかも、十二単は外気を一切通さないから、自分の体温でどんどん暑くなっていくんですよ。現代でいうと、サウナスーツ! だからもう、中は汗でびっちょびちょです!!」と。その一方で、女心もくすぐられたようで、「色も柄もオシャレで、襟の色がグラデーションになっているのがかわいい! 現代の女の子たちのように、当時もオシャレのために我慢してたんでしょうね。平安時代の若い女の子の気持ちになれてうれしいです」と、声を弾ませた。

今回の伝説で渡辺は、平安時代の庶民の生活も体験。連日午前3時起床というハード・スケジュールの中、釣りやかまどの火起こし、料理にも挑戦。これに関しては、十二単とは正反対で動きやすい庶民の服にご満悦の渡辺であったが、その生活ぶりは想像以上に過酷。釣りや料理では思うようにうまくいかず、苦労の連続で、心身を休めるはずの家にも冷たい外気が容赦なく透過し、さらには睡眠も地面に密接した板の上という劣悪な環境が待ち構えていた。これに対し、渡辺は「平安時代って何となく貴族がいて……くらいの知識しかなかったので、庶民の生活を体験して『こんなに大変だったんだ!』ってビックリしました」。さらに、今回は毎日和歌を詠むという課題も与えられ、「和歌は下の句の七・七で、2段階のオチを用意しなきゃいけない! 今回いちばん苦痛な課題でしたね!!」と力説し、「平安生活は3日で十分! もう二度と御免です(苦笑)」と語っていた。

しかし今回、身をもって当時の生活を体験したことで、興味も湧いた様子。「平安時代のことをもっと知りたくなりました。これから自分で、いろいろ調べて勉強したいですね。これまで避けていたけど、料理教室にも通ってみたいなって思いました」と、清々しい笑顔を見せていた。

渡辺がフルで伝説に参戦するのは今回が初。しかし、次なる参戦への意欲も湧いてきたようで、「『1カ月1万円生活』にも挑戦してみたいですね。『サバイバル0円生活』は誰かとペアにならなきゃいけないので、ちょっとなぁ。誰かとずっと一緒に生活するのって私、得意じゃないんですよ」と語るも、両伝説に挑戦した濱口優(よゐこ)が「サバイバル生活は3日で終わるので、そのぶんちょっとだけラク」と言っていたことを耳にすると、「じゃ、サバイバル生活の方がいいですね(笑)!」と、あっさり参戦意志を表明していた。

今回の伝説を体験し、さすがに平安生活はもうやりたくないという渡辺だが、同じ内容でなければ検討の余地はあるとか。「平安時代と同じ時代に、外国ではどんな生活をしていたのか気になるので、それなら挑戦してみたいです。もし誰かとペアを組むなら…? う~ん…できれば一人がいいけど、どうしてもっていうなら、料理ができる男の人がいいですね。そうしたら、力仕事も料理も任せられますから!」と作戦も練りながら、想像を膨らませていた。

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