東山紀之、“なでしこ”にエール!「僕らの誇りになる」

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東山紀之が4日、主演ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系列にて7月15日スタート、毎週水曜21:00~)の制作発表記者会見に出席し、サッカー女子ワールドカップで決勝進出を決めた“なでしこジャパン”にエールを送った。

会見には、髙嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也といった“刑事7人”のメンバーも出席。本作では、この豪華メンバーが個性豊かなキャラクターを演じる。撮影が開始され約1カ月半ほど経過。これまでを振り返り、東山は、「凄い方たちが揃っていますので、いい緊張感と、いい雰囲気が混じり合っている現場。楽しいというよりも、良い勝負が出来ている気がします。こないだの“なでしこvsイングランド”戦みたいな感じ」と充実した様子で語った。

本作で、東山は、「時間」に執着する一風変わった刑事・天樹悠(あまぎ ゆう)を演じる。一見事件とは無関係かと思われる「時間」に対し、偏執的なこだわりを見せる変わり者だが、捜査能力は超一級品。死亡推定時刻や犯行時間、アリバイ時刻、タイムリミットなどから導き出した“加害者と被害者のタイムライン”に疑問を投げかけ、そこに生じる“空白の時間”の意味を探り、個性あふれる面々と事件解決へと奮闘する。

天樹のキャラクターにちなみ、普段“時間にこだわる”ことについて聞かれ、東山は「入り時間です。ほかの人よりも早く入っていると、ちょっと偉そうにできるから……(笑)」と。一方の高嶋は、「“セット”の入り時間です。人より早く現場に入っているとちょっと偉そうにできるから」と東山のコメントに絡めると、なんと北大路も、「家から現場まで何分でいけるか想像するのが楽しい。わりとギリギリのタイムでいくので、上手くいかなかったりしたら、東山さんに怒られてしまいますね」と笑いを誘った。

会見半ば、このドラマのダイジェストが15分ほど先行上映され、その後、刑事のオフスタイルの衣装にチェンジした7人が再登場し、会場を盛り上げた。最後に東山は、「2011年のW杯でなでしこが優勝、日本を明るくした話題でもありました。もちろん勝つことも大切ですが、なでしこのフェアプレイとサッカーの美しさが素晴らしい。今回もそれ貫いて、美しいサッカーで決勝を戦ってほしいです。その姿が世界に発信されて、僕らの誇りになりますから」とエールを送り、「(僕らも)美しいプレイでドラマを撮っていきたいと思います。ぜひ応援してください」とメッセージを送った。

東山が、これまで『相棒』『警視庁捜査一課9係』などの人気刑事ドラマを生んできた、テレビ朝日のこの水曜よる21時の枠で主演するのは、今回が初。そして初回は、15分拡大で放送される。

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