大和魂見せた!サッカーU-22代表が美しい2ゴールで中米の強豪に快勝

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来年1月にリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を控えたサッカーU-22日本代表は1日、ユアテックスタジアム仙台で中米の強豪・コスタリカU-22代表との親善試合に臨み、2-0で快勝。半年後に控えた最終予選に向けて弾みをつけた。

FW浅野拓磨をワントップに据えた4-2-3-1でコスタリカに挑んだ日本は、序盤から猛攻を仕掛けてコスタリカのゴールを脅かす。開始早々の前半2分、直後の前半5分に浅野が強烈な右足でグラウンダーのミドルを放つなど、序盤から見せ場十分。コスタリカも前半9分、速攻から1対1の決定的な場面を作ったが、ここはGK櫛引政敏が判断よく飛び出してファインセーブ。以降は一進一退の攻防が続いていく。

そして前半38分、DF亀川諒史の左サイドからの低いクロスにMF野津田岳人が両足で合わせてゴール。その後も日本はコスタリカを攻め立て、1-0で前半を折り返した。

後半に入ると、日本は盛んにメンバーを替えて勢いを持続していく。後半19分にはダイレクトで繋いだ左からのクロスで、触れば1点という決定機もあったがこれは生かせず。しかし後半32分、途中出場のFW金森健志が中央突破を図り、ペナルティライン外側から右足を一閃。このミドルがコスタリカゴールを貫き、日本が大きな2点目を奪って勝利を手繰り寄せた。

そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、日本が2-0で中米の強豪に快勝。終始試合を優勢に進め、圧勝と言って差し支えない内容だった。手倉森監督は「選手が大和魂を見せてくれた。きれいなゴールが見られて満足している」とコメント。監督自ら「大切なテスト」と位置づけていた一戦は、半年後の本番に向けて大きな大きな収穫になった。

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