U字工事・福田、妻の出産予定日に無人島で作業

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テレビ朝日の人気バラエティ『いきなり!黄金伝説。』で、千原ジュニアとよゐこの濱口優が、発起人となって着々と進行している「お猿だらけの無人島観光地化計画」。その名の通り、お猿さんだらけの無人島を観光地化するという企画で、この壮大な開拓計画の進捗模様が、7月2日(木)の『いきなり!黄金伝説。3時間SP』(19:00~21:48)で放送される。

実は、計画開始から3ヶ月が経過した現在、猿たちが支配する無人島に合計50日滞在し、実作業の中心を担ってきたのがU字工事の2人(福田薫、益子卓郎)。彼らは、「島の猿の個体識別調査」、「猿の島の展望台建設」、「猿の島観光船の活性化」、「お土産・買い食いグルメの開発」、「猿の島レストラン建設・地産地消絶品メニューの開発」を軸に、一筋縄ではいかない作業にまい進する日々を送っている。

そんなU字工事に、作業の実態を尋ねると、益子は、「特に6月は3分の1くらい島に行っていて、1回につき3連泊したりしていたんです。で、疲れが溜まったまま東京に戻り、満身創痍で営業に行っていました」。福田は、「体が強い益子でさえ、作業を終えると体中がバッキバキで、辛そうでした。おかげで、東京に戻って営業に行くと、漫才で噛む回数も増えちゃって(笑)。もちろん、体力のない僕はもっと辛いんですけどね(笑)」との答えが。『黄金伝説。』では、いつも人気店の行列にひたすら並び続ける伝説に挑戦している2人だが、「行列に長時間並ぶより、断然ツラい!」と口を揃えている。

そして6月上旬、福田は、実のところ、奥さんの出産予定日を控えていたが、予定日は島に泊まり、作業をすることになっていたという。もちろん、福田は奥さんのことを気に懸けつつも、迷わず島へ向かったが、そのことを誰にも告げなかった。滞在中、自分の奥さんに電話をし、福田の奥さんが入院したことを聞いた益子は、「ネタにもなるのに、なんで福田は言わないんだろう!?」と思っていたという。福田に理由を尋ねてみると、「開拓チームの中でも断トツでヘタレな僕が出産予定日だと言うと、みんなが気を使って作業を軽減して帰そうとしてくれるかもしれない。それがイヤだったんです」と明かした。

そんな福田の男前な一面も浮き彫りになった今回の観光地化計画。その類まれなるプロ根性は、過酷な開拓作業でも随所に滲み出ている。ちなみに、福田が東京へ戻ってから、お子さんは無事に産まれたとのことで、「番組を録画して、子どもが大きくなった時に見せたい」と、顔をほころばせた。

猿の島の開拓では、八面六臂の活躍を見せているU字工事。海のない栃木県育ちということで、残念ながら素潜り漁ではまったく獲物が獲れなかったが、建築作業や料理では大健闘。特に建築作業では、最初はノコギリの刃を折ってしまうなど悪戦苦闘しながらも、途中からは本職の大工さんたちも絶賛するほどの腕前を発揮。福田は、「暑いうえにジメジメしていて、よく雨も降るので、作業着の上にカッパを着て作業をするんですよ。だから、サウナスーツを着ながら、ずっと体を動かしているような感じでした」と語り、過酷な環境の中でも、ゴツゴツした岩場にウッドデッキを作ったり、竹をしならせて雨風に強いドーム型の屋根を作るなど、本格的な建築作業に尽力した。そして福田は、「日曜大工くらいなら自分でも出来るかも」と。益子も「犬小屋くらいなら自力で作れるかも」と、自らの腕前を謙遜しつつも、自分たちの力で島が変わっていく様には感動を隠せなかったという2人。

また、猿たちに食材を狙われたり、益子が猿にお尻を噛まれたりするなど、数々のアクシデントに見舞われながらも、料理にも奮闘。益子は「料理中の猿との攻防をぜひ見てほしいです。あと、雨が降るなか岩場で料理をして、自分たちで考えたレシピの試作品を作っているんですけど、結構うまく出来たかなって思ってますので、そちらもぜひ」と。益子も「僕たちが自分で考えたレシピの試作品を作っているところも見てほしいです。あと、僕らが所属している芸能事務所「アミー・パーク」の芸人たちも、途中で作業に参加しているんですよ。じゅんいちダビッドソンさんだけでなく、皆さんがテレビで見たことのない芸人さんもたくさん出てくるので(笑)、注目してほしいです」とアピールした。

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