綾小路きみまろ、衝撃発言「色んなかつらをかぶりかえるのは初めて!」

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綾小路きみまろと、その一番弟子・綾小路しんまろこと香取慎吾が贈る笑いあり歌ありの大人気歌謡ショー『まろまろ一笑懸命』(テレビ朝日系、18:57~23:10)の第四弾が、7月12日(日)に放送。今回は、30名という番組史上最多ゲスト数で、その合計年齢は、2138歳という西暦よりも大きな数字を叩き出す豪華なメンバーを迎えて、戦後日本の昭和歌謡の魅力が伝えられる。

年代とジャンル毎にブロック分けし、それぞれの時代を代表するゲストが登場する今回、“50年代歌姫”には、ペギー葉山、初代コロムビア・ローズ、大津美子。“50年代のロカビリー”にはミッキー・カーチス、藤木孝、尾藤イサオ。“60年代ナベプロ3人娘”には中尾ミエ、園まり、伊東ゆかり。“60年代青春歌謡”には三田明、美樹克彦、森田健作。“60年代グループサウンズ”にはジャッキー吉川とブルーコメッツ、元ジャガーズの沖津ひさゆき、元パープル・シャドウズ・今井久、ピンキーとキラーズの今陽子。“60年代ムード歌謡”には和田弘とマヒナスターズから松平直樹と田代美代子、敏いとうとハッピー&ブルーの敏いとう、ロス・インディオスの棚橋静雄。“70年代フォーク”には、マイク眞木、元ザ・ブロードサイド・フォーの黒澤久雄、ばんばひろふみ、杉田二郎、トワ・エ・モワの芥川澄夫と白鳥英美子、高山厳が登場する。

「50年代歌姫」ブロックでは、ペギー葉山から当時のレコーディングに関する驚きの事実が明かさされる。当時の劣悪なレコーディング環境や、1版から最後まで一発撮りだったという話には香取も玉森裕太も驚き、さらに美空ひばり、石原裕次郎ら昭和を代表するスターたちとの秘話や超貴重映像も飛び出し、玉森は「芸歴60年にもなるみなさんのお話が聞けるなんて、とても貴重な経験ができました」と感激した様子をみせた。

「60年代青春歌謡」ブロックに登場した、現千葉県知事・森田はヒット曲『さらば涙と言おう』をスタジオで生熱唱。久々の歌唱にとても緊張していたようで、「歌詞を間違えないようにだけ気をつけていました」と振り返りつつも、「とても気持ちよく歌えました。ありがとう!」と大満足の出来だった様子。さらに歌のあとには「みなさん、是非千葉県に遊びに来てくださいね!」と知事としての職務を忘れることなく、収録を終えた。

そして、60年代青春歌謡時代の人気のバロメーターだったのがブロマイドの売り上げ。今回数々のスターたちのブロマイドを撮影してきたマルベル堂で“きみまろブロマイド”を期間限定で発売することも決定した。番組内でブロマイド撮影に臨んだきみまろでしたが、実はその模様を隠しカメラでも撮影。別室ではにかみながらも楽しそうにアイドルポーズをとって撮影する様子をスタジオで香取らが見守る。マルベル堂のブロマイドといえば、昭和スターの証。今回限りしか手に入らない貴重なブロマイドはいったい何枚売れるのか!? 放送終了後からの発売となる。

また、「60年代ナベプロ3人娘」ブロックに登場した中尾、園、伊東は、今だから話せる当時の秘話を激白。音楽ブームの発信地『日劇ウエスタンカーニバル』で歌っていた頃の思い出を語った園は、当時の辛かった思い出を回顧し「ふたり(中尾と伊東)には言ってなかったけど、あのとき“もう歌を辞めたい”って思っていた」と告白。すると中尾は「まりちゃんがあそこにいるの、変だったもんね」と、同志らしい気遣いを見せていた。

そんなナベプロ3人娘だが、当時は嫌々3人で活動していたという真実が明らかに。16歳で『可愛いベイビー』をヒットさせ、紅白歌合戦にも単独で出場していた中尾は「なんで今さら3人で?」と疑問を抱えながら活動していたと。だが、そうこうしているうちに園、伊東ともに『逢いたくて逢いたくて』『小指の思い出』とヒット曲を生み出し、その後それほどのヒット曲がなかった中尾は引っ張られるように3人で活動を続け、今に至るという話には、きみまろたちも驚いた様子であった。

各時代ごとに掘り下げていく今回、綾小路きみまろとしんまろ、そしてアシスタントのローラの3人はブロックごとに衣装をチェンジする。ロカビリーコーナーではリーゼント、ムード歌謡コーナーではタキシード姿に変身。フォークコーナーではヒッピースタイルにも挑戦し、なんときみまろは憧れだった“ロン毛”姿を披露する。きみまろは、「こんなに色んなかつらをかぶりかえるのは初めて!」と衝撃? の発言も。

長時間にわたる収録を終えた香取は「今、自分たちが生きている芸能界のルーツを知ることができて、思った以上に楽しめました」と話し、ローラも「2日間にわたる収録は初めてだったけど、本当に楽しかったから、4時間のオンエアをもう一回楽しみに見たいと思う!」と充実感たっぷりに話した。

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