ヒロシ、テレビの世界から去った理由を告白

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哀愁漂う自虐ネタでブレークした芸人・ヒロシが、6月29日(月)に放送される『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系列、19:00~21:48)の3時間SPに出演。“極度の人見知りなのに芸能界に入っちゃった先生”として、“自分に向いていない職業に就いて苦しまないための授業”を展開する。

同番組は、過去に“しくじった”ことのある有名人が先生として教壇に立ち、同じ失敗をしてしまう人を増やさないよう授業を行う反面教師バラエティー。3時間SPで放送される今回、今なお“しくじり中”で、“現在しくじり進行形”のヒロシが初登場する。10年ほど前、「ヒロシです……」のフレーズからはじまる自虐ネタで一世を風靡したヒロシ。これまで明かさなかったという当時の最高月収を、授業で初告白して、その額に教室も騒然とさせるも、ブレークから6年後、月収はゼロ。仕事がないために、所属事務所から給与明細すら届かなくなったと、壮絶なエピソードを打ち明ける。

そんな転落っぷりから、現在“一発屋”という不名誉な称号でよばれているヒロシ。自分が落ちぶれた原因は、自らの性格=極度の人見知りにあったと力説する。自分は“ビビり”で“自分に自信がない”ために数々の誤解を生み、“面倒くさい芸人”だと周囲に思われてしまった経緯を激白し、さらに人見知りが激しすぎるがゆえに誤解を解くこともできず、ジレンマから精神的にボロボロとなり、その結果、テレビの世界から去ったのだと打ち明ける。

その後、やっと“生き地獄”の状態から解放されるかと思いきや、待ち受けていたのはさらなる地獄だったという事実も紹介し、今なお”しくじり進行中”ということから、現在の心境をネタに乗せて披露する。ヒロシが目下、抱いている切実な想いとは!?

授業中、久々のテレビ出演に戸惑うヒロシ。「久しぶりすぎて、声のトーンがわかりません!」と若干キレ気味となり、珍しく声を張り上げる場面も。生徒役の吉村崇は「珍しい!! ヒロシが大声でしゃべるなんて!!」と驚愕。また、同じく人見知りの性格だという担任・若林正恭は「ヤバイぐらい、よくわかる!!」と先生が振り絞る言葉に、いちいち共感し、さらには今も深い苦悩の中にあるヒロシに、なんと生徒たちからアドバイスが飛ぶという、異例の展開に。

今回の3時間SPでは、他にもMr.マリックが、「ただの手品師です」とカミングアウトできなかった過去を告白し、宝塚歌劇団時代、男役トップスターとして活躍した紫吹淳が、現在46歳にして生活に関わることが何ひとつ、ひとりではできず、周囲から“46歳の赤ちゃん”とよばれているとも告白。さらには、先生として最多出演を誇るオリエンタルラジオ・中田敦彦が、世界の偉人たちのしくじりについて授業する企画「しくじり偉人伝」も放送され、今回は、発明王エジソンのしくじり子育てに注目する。

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