香川照之、木村拓哉との仕事は「一線を画した真剣勝負」

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木村拓哉が主演し、上戸彩と夫婦役で初共演する新ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00 )が、4月16日(木) からスタート。その記念すべき第1話のメインゲストとして香川照之が出演することがわかった。

木村が演じるのは、ある爆発事故に巻き込まれて、こん睡状態に陥った男・家路久。事故後、目が覚めた彼は、直近5年ほどの記憶が曖昧になってしまい、妻と息子の顔は仮面を被ったように見えてしまう。手元に残された10本の鍵の束を元に、その謎を探っていくミステリーホームドラマとなっており、すでに西田敏行、及川光博といった豪華レギュラー陣の出演が発表されていたが、この度初回のゲストに香川、第二話のゲストにココリコの田中直樹、第三話のゲストに蓮佛美沙子が登場することが発表された。

木村とは数々のドラマで共演し、昨年3月に放送された『テレビ朝日開局55周年記念 2夜連続ドラマスペシャル 宮本武蔵』にも武蔵を導く心の師・沢庵役として出演した香川。彼が今作で演じるのは、木村演じる久がバリバリの営業マンだったころに取引相手だった大手不動産会社の専務・竹田雅夫。久とは大口の案件を数々こなしてきた、ある種戦友のような関係だった人物。注目の第1話では、とある場所で久と再会し、記憶を無くしていることを聞いて驚く。この竹田との出会いが久にある変化をもたらすことになるという……。

今回の出演に、香川は「僕にとって、木村拓哉さんとの仕事はいつも、他の現場とはある意味一線を画した真剣勝負である。襟をただし心構えを見直し、曇りがないことを確かめないと木村さんとは出会えない。一見、スムースにナチュラルに事を運んでいるかに見える木村さんだが、その実、見えざる水面下では他の追随を許さないほどの命懸けで足をかき、全てのカットに全力を注いでくるからである。その姿勢は、8年前に初めてお会いした時から変わっていない。今回もゲストという立場ながら、その木村さんの、真の男気とまた向かい合えることは、俳優として本当に幸せなのです」と語っている。

そして、4月23日(木)に放送される第二話に登場するのが、ココリコの田中。久とは学生時代からの親友で、売れない映画監督の山野辺俊(やまのべ・しゅん)を演じる。ふとしたきっかけで山野辺のことを思い出した久は、彼との昔話に花を咲かせるが、山野辺は、久にとある秘密を隠している!? 続いて4月30日(木)放送の第三話には蓮佛が登場。蓮佛が演じるのは、久の前妻・香(水野美紀)の妹・祥子。野心家だった頃の久がなぜ最初の結婚をし、そして離婚したのか……。その謎を解明していくきっかけになる人物を演じるという。

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