杏「とても感慨深い!」ドラマデビューを飾ったテレ朝で“凱旋”初主演!スペシャルドラマ『クロハ』来春放送

2014年12月01日 05:00

杏が、来春放送されるテレビ朝日のスペシャルドラマ『クロハ』でクールな女刑事役で主演することがわかった。この作品は、大人気ミステリー小説『プラ・バロック』を初のドラマ化したもので、杏は射撃の名手を颯爽と演じる。

杏がテレビ朝日のドラマで主演するのは今回が初だが、そんな杏が実はドラマデビューを飾ったのは今から7年前、同局で放送された『黒澤明ドラマスペシャル・第一夜「天国と地獄」』(2007年)であった。その時の役名は“刑事”。以後、数々の話題作でヒロインを演じ、女優として見事な飛躍を遂げた杏が、来春、デビュー作と同じ刑事役でテレビ朝日のドラマスペシャルに凱旋、初主演する。

今作で杏が演じるのは、歪んだ真珠のような女刑事・クロハ。受けた光がどう反射するのか自分でも分からず、戸惑いや不安、脆さをにじませる役どころで、明るく前向きな役柄の多かった杏にとって新境地となる。また、クロハは射撃の名手で、今回本格的なガンアクションにも挑戦、杏の新たな顔が見られるのではないだろうか。
今回の出演について杏は、「テレビ朝日と言えば“刑事モノ”。私のドラマデビューはテレビ朝日で“刑事”という役名でした。当時は、演技も何も考える余裕がなく、今は怖くて見返すこともできませんが、今回ある程度の経験を踏んで、こうして主演をいただけたのはとても感慨深いです」と振り返り、今作については、「原作は、今回のオファーをいただく前に読んでいました。映像化したら面白いよと勧められていたこともあり、興味を持ちながら読みましたが、まさかこんなカタチになるとは。自分のキャラクターも含め、こういうやり方で映像にするんだと、驚きとワクワクを感じながら撮影しました」と語っている。また、今回演じるクロハについては、「魅力的な人物だと思っていたので、オファーをいただけて嬉しかったのですが、同年代とはいえ、とても特殊な環境にいるクロハと私は、ライフスタイルや考え方が大きく違います。それでも、女性にしか感じられないものが物語を進行していく側面があり、そういう感受性を持ったクロハは素敵だと感じました。演技の面では、今まで多く演じてきた明るくリアクションしやすい役柄とはまったく異なったので、感情表現をどこまで抑えるかという部分が新しいチャレンジとなりました」と述べた。また、クロハは射撃の名手。「銃を持つシーンは緊張しましたが、かっこ良くて単純に嬉しかったです(笑)」と笑顔を見せた。

原作は、2009年第12回日本ミステリー文学大賞新人賞を、審査員大絶賛の満場一致で受賞した結城充考『プラ・バロック』(光文社文庫刊)で、今回初のドラマ化となる。そのストーリーは、刑事だった父を持つクロハは、その父を憎んでいるが、なぜか父と同じ仕事を選んでいる自分がいる……。その矛盾した心を抱え、肉親にも素直に愛情を表現できず、ネット空間に逃げ込んでいるクロハの姿は、繊細で弱々しい、生まれたての蝶のよう。そんなクロハが、異様な集団自殺の謎と、首謀者の抱く「悪意」に立ち向かう中で、自分を見つめ直し、ひ弱だった蝶が何千キロもの海を渡る強さを身につけるように、刑事として、人として、たくましく成長していく姿こそが、このドラマの醍醐味となる。事件の謎解きのおもしろさはもちろん、人が強く、あたたかく生き抜く姿を描くヒューマン・ミステリーとなっている。

また、杏が演じるクロハの周囲には、豪華キャストが演じるさまざまな先輩刑事が登場。それぞれに個性的で癖のある役どころを、池内博之、眞島秀和、福士誠治、吉田鋼太郎、段田安則といった人気の実力派俳優が担い、クロハのたった一人の姉には小西真奈美が、そして事件の鍵を握る謎の男には仲村トオルが扮し、リアルとバーチャルを投影しながらドラマ世界を動かしていく。

最後に杏は、「この作品は、“刑事モノ”ではありますが、単純明快、勧善懲悪のスカッとする作品という訳ではなく、曇り空に魅力を感じるようなビターテイストのドラマ。余韻の大きな作品に仕上がっていると思いますので、楽しみにしていてください」とアピールした。

[あらすじ]クロハ-本名黒葉佑。神奈川県警本部・機動捜査隊勤務。射撃の名手。機動捜査隊とは、事件発生時、現場へ急行し事件の初動捜査を行う。港湾地区。無機的なレンタル・コンテナから、14人の男女の凍死体が発見される。第一発見者となった機捜所属の女性刑事クロハ(杏)は、集団自殺の捜査本部に派遣される。捜査を進めていくうちに、1通の遺書が見つかる。主任の加我晃太(池内)は、この事件を単純な集団自殺と考えるが、クロハは集団自殺を幇助した首謀者を探し出すべきだと主張し、加我と対立する。その夜、クロハは精神科医である姉の諒(小西)に、不自然な凍死自殺について意見を求める。諒の“他にも人数分の遺書があるはず”というアドバイスをきっかけに、クロハは単独捜査に乗り出す。発見された遺書は遺体の数よりも1通多いことが分かり、自殺していない者がいることが発覚する。クロハたちは残りの一人を探すが……。想像を絶する悪意が巣喰う、事件の深部へと迫っていく!

■ドラマスペシャル『クロハ』
2015年春放送予定

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