大ブレイクの俳優・高橋一生、実はこんな作品にも出ていた

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昨年から今年にかけて“塩顔イケメン”としてブレイクした高橋一生。そのきっかけは、2017年1月期に放送され、目の肥えたテレビドラマ好きを唸らせた『カルテット』(TBS系列)であるのはご存じの通り。彫りの深いイケメンタイプではなく、どこか憂いを帯びた繊細な表情、ナイーブな色気を醸し出す声色が、女性たちの熱狂的な支持を得た。

さらに、今年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、高橋が演じる井伊家の筆頭家老・小野政次が処刑されるシーンが「神回」だとSNSで大きな話題になった。尼僧として処刑に立ち会った柴咲コウ演じる主人公・井伊直虎が、槍を取って政次の心臓を突く。「地獄へ落ちろ、小野但馬(政次のこと)。ようもここまで、我を欺いてくれたな。遠江一、日の本一の卑怯者と未来永劫語り伝えてやるわ!」と鬼気迫る表情で叫ぶ直虎。政次は、「女子頼りの井伊に未来などあると思うのか。生き抜けるなどと思うておるのか。やれるものならやってみよ!」と応え、笑みさえ浮かべながら「地獄の底から見届け……」と言いかけて、絶命する。

幼なじみの間柄である政次と直虎が、戦国時代の理(ことわり)に翻弄され、単純な“愛”を超えた深い信頼関係の中で心を通わせている、悲しくも美しいこの顛末は「大河ドラマ史上に残る名シーン」「究極のラブシーン」と賞賛され、視聴者の涙を誘った。

こうして、唯一無二の存在感で脚光を浴びている高橋だが、実は、その芸歴はかなり長い。1990年、10歳の時に、ドラマとしては『男と女 ニューヨーク恋物語II』(フジテレビ系列)、映画としては『ほしをつぐもの』(小水一男監督)でデビューを果たしており、その後も着実にキャリアを重ね、数々の舞台でも活躍。演技派俳優として高く評価されてきた。また、スタジオジブリの映画『耳をすませば』(近藤喜文監督)でヒロインが恋する天沢聖司役を務めていたという経歴も、近年ブレイクした際に再発見され、SNSを賑わせることとなった。

フジテレビの動画配信サービス「FODプレミアム」では、10歳でデビューした高橋の初々しい姿を見ることができる『ニューヨーク恋物語2男と女』をはじめ、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系列)、映画『恋愛寫眞』(堤幸彦監督)といった、高橋の出演作品を配信中。現在の大ブレイクに繋がった高橋の確かな演技、その変遷を、この機会にぜひチェックしていただきたい。

そのほかにも、「FODプレミアム」では、数々のドラマ、アニメ、映画、さらにFODオリジナル番組など、17,000本以上の対象作品を楽しむことができる。追加料金なしで100誌を超える雑誌読み放題サービスも魅力。今回は高橋一生の貴重なドラマデビュー作を発見することができたが、下記の通り、今をときめくイケメン俳優たちの過去作品も豊富にラインナップされている。

「え? この作品にも出てたの??」という新たな発見もあれば、もう一度見たい名作も。また「FODプレミアム」のメニューにある「ジャンルを選択」では、女優しばり、脚本家しばりなど、バリエーションに富んだラインナップで紹介されているため、かゆいところに手が届くジャンルから探しやすい。例えば「三谷幸喜 脚本ドラマ」や、「月9ドラマセレクション」は本当に名作揃いなので、どの作品から見るか迷ってしまうかも。

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