山本浩之、カツラの扱いに「プロです!」ドラマ初主演に「僕しかできない」

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元カンテレアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活躍する山本浩之と、アイドルグループたこやきレインボーの清井咲希が、カンテレで1月17日(火)よりスタートする新ドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語-Part2-』(毎週火曜24:25~、※初回は24:40~)のトークイベントに出席。撮影裏話を語った。

本作は、環状線の各駅を舞台に恋や友情などさまざまな“愛”を描いたドラマ。去年放送されたPart1では、大正駅編が日本民間放送連盟賞の番組部門でテレビドラマ番組優秀賞を受賞。Part2では、鶴橋駅、弁天町駅、桜ノ宮駅、天満駅、桃谷駅、森ノ宮駅、今宮駅、芦原橋駅、寺田町駅に特別編を加えた全10話が放送される。

この作品でドラマ初主演を務めた山本が壇上に上がると、司会を務める元後輩の新実彰平アナウンサーから「山本さんは、エキストラか何かですか?」と早速イジられ、山本はすかさず「誰がエキストラやねん! この衣装を見なさい! 主役やからこんな光沢の入ったスーツ着てるんですよ!」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。

そんな山本が出演するのは、2月7日放送の天満駅編。亡き妻の霊が乗り移ったカツラを着ける男性を演じた。役柄同様、19年前にカツラであることをカミングアウトした山本は「制作者からすると、カツラで思い浮かんだのが僕やったということ。だから、ふたつ返事で引き受けました。これは僕しかできない」とオファーを振り返った。そして、カツラを扱うシーンについては「7年間被っていたので、その点はプロです」と胸を張ったが、カツラがめくれ上がるシーンの撮影には苦労したそうで「スタッフとの息の合わせ方が難しかった」と舞台裏エピソードを披露。さらにカツラをかぶって再登場するなどして会場を沸かせた。

また、相手役を演じた中江有里について「休憩時間は雑談しているんですけど、スタッフが呼びに来られたらポンと役に入られるんですよ。全然違いますよね」と絶賛。「役者っていうのはそうやっていかなあかんねんなと思いましたよ」と役者への意欲を見せ、新実アナに「何をクセになっているんですか!」とツッコまれていた。

一方の清井は、美味しいシュークリームを探す少女・美咲役でPart2の全作に出演。弁天町駅編に出演したキムラ緑子と波岡一喜との現場が印象的だったようで「台本を一切持っていないんです。“休憩時間に台本を見ているんかな?”と思ったら、ずっと2人でしゃべっていて、台本を一切見ていなかった」と感動した様子。さらに、2人のアドリブの演技には舌を巻いたと明かした。イベントの最後に清井は「笑いもあり、感動も涙もあり、各駅で撮影させていただいて、大阪の街も出てくると思うし、心温かくなる物語がつまっているので楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。

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