美少女たちが全裸で作戦会議『夜ノヤッターマン』最終回

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人気アニメ『夜ノヤッターマン』(毎週月曜深夜)の最終話「夜明け」が、6月27日に読売テレビで放送され、ハイクオリティな作画や巧みな演出方法が話題を集めていた。

同アニメは、1977年に放送された国民的アニメ『ヤッターマン』を原点としたスピンオフ作品で、伝説のヒーロー・ヤッターマンが悪のドロンボー一味との戦争に勝利し、「でっかいどう」に作った国ヤッター・キングダムが舞台。2015年1月クールに放送されて話題を集めた。

かつて、ヤッターマンが持っていた正義の心は既に忘れ去られ、人々にとって住みにくい国になっていた。ヤッター・キングダムの対岸にある辺境の小さな村で生まれ育った、かつてヤッターマンと戦ったドロンボー一族の末えいの少女・レパード(喜多村英梨)は、不治の病に侵された母・ドロシー(伊藤静)を治すべくヤッターマンに助けを求めに向かう。しかし、突然発砲されたうえに追撃され、治療の手だてがなくなったドロシーは、そのまま帰らぬ人に。この事件をきっかけに、レパードは、自分たちを見捨てたヤッターマンを母の敵として憎み、過去においてヤッターマンに立ち向かっていた先祖のドロンボーが正義と考えるようになる。さらに、自身の先祖である女リーダーの名「ドロンジョ」を名乗り、先祖の部下だったボヤッキーの子孫・ヴォルトカッツェ(平田広明)や、トンズラーの子孫・エレパントゥス(三宅健太)とともに、新生ドロンボーを結成し、ヤッター・キングダムへと乗り込む。そこで出会った、同じくヤッターマンに恨みを持つ少年・ガリナ(吉野裕行)と盲目の美少女・アルエット(伊藤静)とともに、様々な場所で闘いを繰り広げる。

最終話では、ドロンボーが「打倒ドクロベエ」を宣言して行動を開始。しかし、人々が求めているのはヒーローだと気づいたガリナは、家族の死を受け入れたアルエットと共に新世代のヤッターマン1号&2号を襲名する。だがそれは、同時にドロンボーとの別れを意味していた。そして、ついにドクロベエ(ホリ)を倒し、世界に夜明けをもたらす最終決戦の幕が切って落とされる!!

川を下ってヤッター・キングダムから逃げ出してきたドロンボー。そのため、冒頭の作戦会議のシーンは、全員が全裸で真面目な話し合いをすることに。ガリナに「心を変えないと……人々がこの闇を晴らしたいと思って立ち上がらないと、何も変わらないんだよ」といった名セリフが飛び出すものの、視聴者からは「凄くいいこと言ってるけど全裸です」とツッコミが入る。

その後、ドロンボー&ヤッターマンがドクロベエと対決するシーンでは、山本正之による初代OPテーマ「ヤッターマンの歌」が流れる演出が用いられた。これには、視聴者から「ここでオリジナル版が来るとは!」「原作主題歌キターー!」と興奮気味のコメントが続出。さらに、「ここにきて神作画すぎる」「劇場版かなって思うクオリティ」など、作画を絶賛する声も多数見受けられた。

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