“霊長類最強”の吉田沙保里が強烈バックアップ 『オデッセイ』の宣伝大使に就任

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女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手が、マット・デイモン主演で描かれる超大作『オデッセイ』(2月5日公開)の宣伝大使に就任したことがわかった。

NASAの全面協力のもと、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士の想像を絶する運命を描く本作は、第88回アカデミー賞で、作品賞、主演男優賞(マット・デイモン)をはじめ7部門にノミネートされており、第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞&主演男優賞(共にミュージカル・コメディ部門)2冠を獲得していることからも、オスカー最有力の呼び声も高い。また、この作品を手掛ける巨匠リドリー・スコット監督の作品としても過去最高の成績を上げており、世界興収6億ドル近くに達している。

本作に世界中が熱狂した最大の要因は、水も、酸素も、食料も、そして通信手段もない究極の絶望に直面しながらも、科学を武器に“スーパーポジティブ”なチャレンジ精神で、4年後の救助までのサバイバルを開始する主人公ワトニー(マット・デイモン)のずば抜けてユニークなキャラクターにあるようだ。

その話題作が、いよいよ2月5日に日本でも公開。今回、宣伝大使を務める吉田選手は、“霊長類最強”という異名を持ち、さらには、リオ五輪出場も決定し、史上初の女子レスリング五輪4連覇の期待も一身に集めている。そんな“最強”の彼女だが、今回到着した特別映像の中ではいきなり、「火星にひとりぼっちなんて、私には絶対無理ですね」と弱気発言も……。それでも絶望的な状況に立ち向かうワトニーに強い感銘を受けたようで、本作については「初めて体験した感動です!!」と熱い絶賛メッセージを送っている。

[ストーリー]人類による有人火星探査計画が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニー(マット・デイモン)飛行士は暴風に吹っ飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して“生き延びる”ことを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった。

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