向井理、沢村一樹、西島秀俊が出演“怪演がギラつく”秋ドラマ3選

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各局の秋ドラマも中盤。今クールはキャストの演技力が光り、視聴者を釘付けにする作品が多い。「悪役の演技力が光る」「大人が楽しめるドラマが多い」「怪演が光っている」「見応えのある作品ばかり」と、その魅力にハマったという声がTwitterをはじめ、ネット上で広がっている。そこで今回は、特にキャストの怪演が話題の作品を3つ紹介。

■『遺産争続』向井理をいびる周りのキャストの“怪演”が凄い!

『遺産争続』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)は、資産家の大家族に婿入りした研修医・佐藤育生(向井)が、その家族の相続問題に巻き込まれていくホームドラマ。脚本は、『白い巨塔』『14才の母』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』などを手掛けた稀代のストーリーメーカー・井上由美子で、遺産を巡って育生が愛憎と欲望にまみれた家族の争いに巻き込まれていく様が見どころだ。

このドラマは、とにかくクセのあるキャストばかり。向井をはじめ、育生の結婚相手で資産家令嬢・河村楓役に榮倉奈々。楓の祖父でカワムラメモリアル会長・河村龍太郎役を伊東四朗、父で自身も婿入りしている河村恒三役を岸部一徳が演じ、その他、余貴美子、室井滋、板谷由夏、岸本加世子、鈴木浩介……と個性的なメンバーが顔を揃えている。演技派揃いのドラマなだけに、ネット上では「登場人物がみんな腹黒そうに見える」「一徳さんの安定感たるや」「岸本加代子飛ばしてるぅ~♪」「余貴美子と室井滋サイコーやな(笑)」「みなさん、演技上手なので話にグイグイ引き込まれます」「キャスティングが最高!」と評価が高い。

11月12日(木)に放送された第4話では、実家に戻った育生とその妻・楓に、さまざまな問題が浮上してくる。育生の母・華子(岸本)と楓は、金銭感覚の違いからギクシャク。それに加え、家事が苦手な楓に対する華子の態度が厳しく「岸本と榮倉のバチバチの嫁姑がコメディに見えてきたぞ」「(岸本は)肝っ玉母ちゃんの役がよく似合うな」という声で賑わった。また、河村家では、月子(室井)と凛子(板谷由)が、龍太郎(伊東)に生前贈与を持ち掛けたことから、長女・陽子(余)との間に溝が生まれ「お金持ちって怖い」「毎週ハラハラドキドキしながら観ています」「いよいよドロドロしてきました。面白い!」と至る所で問題がますます深刻化してきており、今後の展開にも注目が集まる。

■『偽装の夫婦』沢村一樹のゲイ演技に脚光!

『○○妻』や『家政婦のミタ』などの話題作でもおなじみの脚本家・遊川和彦。本作では、かつて、社会現象を巻き起こした『女王の教室』の天海祐希との再タッグが実現した。人間嫌いで毒吐き女の図書館司書・嘉門ヒロ(天海)が、大学時代の恋人・陽村超治(沢村)と偽装結婚する羽目に。実は、超治はゲイで……と紹介するとハチャメチャなコメディのような印象だが、“自分に正直に生きる”というテーマを真剣に描き出そうとしている作品だ。とはいえ、芸達者な天海と沢村によるウィットに富んだ演技には、思わずクスッと笑わずにはいられない。笑顔を見せつつも、心の中で毒づくヒロ。そんな天海の演技に「心の声がウケるwww」「心の中で毒吐きまくり」「心の声がリアル……」という声が。一方、ゲイ役の沢村に対しては「ゲイ役が意外と合っていてwwww」「沢村のゲイ演技が最高! セクスィー部長を思い出した」「オネエ言葉良い」と好意的な意見が多数。そして「天海のはりついたような笑顔が(沢村と)好対照を生んでいる」「テーマは重いのに気軽に楽しめるのは役者の力量?」といった感想も。

11月11日(水)に放送された第6話では、超治が、密かに想いを寄せる宅配業者の保(工藤阿須加)に、酔った勢いで告白してしまったことを後悔。すぐに相談されるヒロだが、超治に対する気持ちが徐々に変化していく複雑な様子からも「超治のことを好きになっていくヒロが切ない」「ヒロに幸せになってほしいけど、望みはあるのか?」「これからの展開が全く読めない、超楽しみ」という声が飛び交い、今後のふたりの関係に関心が集まっている。

■ 『無痛~診える眼~』西島秀俊の“眼”力にやられる女子が続出!

現役医師で作家の久坂部羊の同名小説が原作の『無痛~診える眼~』(フジテレビ系列、毎週水曜 22:00~)は、医療+推理+サスペンス+ホラーの見応えのあるドラマとして注目を集めている。

視診によって健康状態や病気の進行具合を読み取れる“神の眼”を持つ為頼英介(西島)は、犯罪者に特有の兆候“犯因症”まで見通すことができる。ある事件を未然に防いだことから、刑事の早瀬(伊藤淳史)と知り合い、難事件解決の手助けをすることになった。為頼と同じく“神の眼”を持ち、宿命のライバルとなる白神陽児(伊藤英明)と出会い、乗り気ではなかった事件の渦に巻き込まれていく。

この作品では、残忍なシーンが登場し、重いテーマが描かれているが、なにより演技力に定評のある俳優陣の演技がギラギラと輝いている。特に女性からは「西島さんの苦悩する姿が魅力的」「目力半端ない」「伊藤英明の理想を求める院長がはまり役」「西島秀俊&伊藤淳史のコンビがいい!」「中村蒼、迫力ありすぎ」と多くの出演者が大絶賛されている。また、ストーリーに対しても「今季、断トツに面白い!」「こんなにドラマにハマったのは久しぶり」「先が読めずにハラハラドキドキさせられます」と、回を重ねる毎にコメントも多くなり、ファンが増えているようだ。

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